日本国内の仮想通貨(暗号資産)取引所の中でも人気のあるbitFlyer(ビットフライヤー)。
そんなbitFlyer(ビットフライヤー)で、これから仮想通貨(暗号資産)の取引を始めてみたいという人もいるでしょう。
しかしbitFlyer(ビットフライヤー)で取引するための手数料がどれくらいかかるのか、実際に取引を始める前にしっかり調べておきたいという人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、bitFlyer(ビットフライヤー)の手数料について分かりやすく解説していきます。
bitFlyer(ビットフライヤー)の手数料を分かりやすく解説
bitFlyer(ビットフライヤー)では、手数料に関して以下のような条件が設定されているようです。
- 入金手数料...無料
- 出金手数料...出金する通貨銘柄により異なる
- 取引手数料...取引方法・取引銘柄により異なる
bitFlyer(ビットフライヤー)では入金手数料はどの通貨銘柄でも無料となっていますが、出金手数料と取引手数料が発生します。
bitFlyer(ビットフライヤー)の手数料 出金手数料
bitFlyer(ビットフライヤー)の手数料としてまず確認しておきたいのが出金手数料についてです。
bitFlyer(ビットフライヤー)では、出金に関して利用する通貨ごとに出金手数料が設けられています。
まずbitFlyer(ビットフライヤー)から日本円を出金する時の手数料についてですが、金融機関への振り込み手数料として以下の手数料が発生する条件です。
- 出金先銀行が三井住友銀行の場合...3万円未満の出金220円(税込)/3万円以上の出金440円(税込)
- 出金先銀行が三井住友銀行以外の場合...3万円未満の出金550円(税込)/3万円以上の出金770円(税込)
そして仮想通貨(暗号資産)の出金に関しては、コイン銘柄ごとに以下のような手数料が発生します。
- ビットコイン(bitWierを除く)...0.0004BTC
- イーサ(イーサリアム)...0.005ETH
- イーサ(イーサリアム・クラシック)... 0.005ETC
- ライトコイン...0.001LTC
- ビットコインキャッシュ...0.0002BCH
- モナコイン...無料
- リスク...0.1LSK
- リップル(XRP)... 無料
- ベーシックアテンショントークン...5BAT
- ステラルーメン...無料
- ネム...3XEM
- テゾス...0.1XTZ
コイン銘柄によっては出金手数料が無料のものもありますが、有料のものもあるようです。
出金手続きを行う前に、どれくらいの手数料がかかるのかを確認しておきましょう。
bitFlyer(ビットフライヤー)の手数料 取引手数料
bitFlyer(ビットフライヤー)では、現在大きく分けて3つの仮想通貨(暗号資産)の取引方法を扱っているため、手数料も以下のどれを使って取引するのかによって条件が変わってきます。
- 仮想通貨(暗号資産)販売所
- 仮想通貨(暗号資産)取引所
- bitFlyer Lightning
それでは実際にbitFlyer(ビットフライヤー)の取引方法ごとの手数料をみていきましょう。
bitFlyer(ビットフライヤー)の手数料 仮想通貨(暗号資産)販売所
bitFlyer(ビットフライヤー)に登録したばかりの人で、まずは手軽にビットコインを購入したいという人であれば、bitFlyer(ビットフライヤー)の仮想通貨(暗号資産)販売所を利用するでしょう。
bitFlyer(ビットフライヤー)の仮想通貨(暗号資産)販売所は、取引手数料が無料で利用できます。
ただし実質的に 0.1% ~ 6.0% の手数料を含んだ購入・売却価格が提示されているため、同じbitFlyer(ビットフライヤー)の取引所に比べると購入価格や売却価格が割高になっているようです。
実際に現在のbitFlyer(ビットフライヤー)販売所の現在のビットコインの売値価格と買値価格をみていきましょう。
ビットコインの売値がおよそ384万円ほどであり、買値が416万円ほどですのでおよそ1BTCあたり32万円の差額が生じることになり、この差額が実質の手数料ということになるでしょう。
ただしbitFlyer(ビットフライヤー)販売所の売値と買値の差は常に変動しているので、差額が大きくなったり小さくなったりします。
bitFlyer(ビットフライヤー)の手数料 仮想通貨(暗号資産)取引所
bitFlyer(ビットフライヤー)の仮想通貨(暗号資産)販売所と似ているのですが、bitFlyer(ビットフライヤー)を解してユーザー同士が仮想通貨(暗号資産)の売買を行う場所です。
bitFlyer(ビットフライヤー)の仮想通貨(暗号資産)取引所では、取引手数料として「約定数量×0.01 ~ 0.15%」が徴収されます。
また取引手数料とは別途で、売値と買値の差額となるスプレッドも生じるようです。
スプレッドは販売所同様に常に変動する手数料ですが、ここで現在のbitFlyer(ビットフライヤー)仮想通貨(暗号資産)取引所のビットコインのスプレッドをみていきましょう。
一番スプレッドが狭いところで買いがおよそ398万4千円なのに対し、売値は398万2千円となっています。
つまり一番狭いところではスプレッドが2千円程度となっており、販売所よりもかなりスプレッドが狭くなることがわかるでしょう。
bitFlyer(ビットフライヤー)の手数料 bitFlyer Lightning
bitFlyer(ビットフライヤー)では仮想通貨(暗号資産)の現物取引の他に、FX取引や先物取引などを行うbitFlyerLightningというサービスも展開しています。
bitFlyerLightningの取引手数料については、取引方法や取引銘柄によっても手数料が変化しますので以下を参考にしてください。
bitFlyerLightningの取引手数料
- Lightning 現物(BTC/JPY)...約定数量 × 0.01 ~ 0.15%
- Lightning FX/Futures...無料
- Lightning 現物(ETH/JPY)...約定数量 × 0.01 ~ 0.15%
- Lightning 現物(ETH/BTC)/Lightning 現物(BCH/BTC)...約定数量 × 0.2%
また現物取引同様に、売値と買値の差額となるスプレッドも存在します。
さらにbitFlyerLightningでは現物取引との間に一定の価格乖離が生じた場合に徴収されるSFDという手数料制度もありますので、取引量が多くなっているタイミングでのエントリーには注意が必要です。
bitFlyer(ビットフライヤー)の手数料を分かりやすく解説まとめ
今回は、bitFlyer(ビットフライヤー)の手数料について分かりやすく解説してきました。
bitFlyer(ビットフライヤー)では、販売所・取引所・bitFlyerLightningと、サービスごとに手数料設定が異なります。
自分がどの取引をするのかをまずは確認し、それぞれの手数料を参照していってくださいね。