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MetaMask(メタマスク)のアドレス確認を詳しく解説

MetaMask(メタマスク)はイーサリアムベースの汎用ウォレットです。

そんなMetaMask(メタマスク)を使い始めたもののアドレスの確認方法が分からないという人もいるのではないでしょうか。

あるいは、そもそもアドレスというものがよく分からないという人も少なくないようです。

そこで今回はMetaMask(メタマスク)のアドレス確認について詳しく解説していきます。

MetaMask(メタマスク)のアドレス確認を詳しく解説

MetaMask(メタマスク)のアドレス確認方法【自分】

MetaMask(メタマスク)のアドレスといったときは暗に自分の入金アドレスを意味します。

確認方法は非常にシンプルで、MetaMask(メタマスク)の基本レイアウト上の「アカウント名」下部にデフォルトで表示されています。

それをクリックすればコピーできるので、そのまま別のサービスなどにペーストして使えます。

ただし、この確認方法では実際のアドレスの一部しか確認できません。

全体を表示したい場合は「アカウントの詳細」を選択してMetamask(メタマスク)の入金アドレス全体を表示させましょう。

もっとも、アドレスの文字列は完全ランダムなうえにかなりの文字数があるため、手動で控えるのは現実的ではありません。

この確認方法では同時にその文字列を意味するQRコードも表示されます。

この確認方法はそちらのQRコードを使う用途が主になるかと思います。

MetaMask(メタマスク)のアドレス確認方法【送金先】

Metamask(メタマスク)から外部へ送金するときは送金先のアドレスを要求されます。

ただ、基本的に外部サービスのアドレスはそのサービスでしか確認できません。

MetaMask(メタマスク)の入金アドレスを確認するときと同様に、他のサービスでも普通はアドレスをコピーできるようになっています。

そちらをペーストして送金しましょう。

こちらもやはり同じく外部サービスのアドレスも通常はQRコード化されています。

MetaMask(メタマスク)にも読み取り機能があるので、そちらからアドレスを読み込む方法も一般的なやり方です。

なお、第三者へ送金するときは自分でアドレスを確認してコピーはできません。

基本的にはその人から別途アドレスを教えてもらうことになります。

いろいろと解説しましたが、要するにMetaMask(メタマスク)のような暗号資産のアドレスとは、いわば銀行振込でいうところの口座番号です。

実際には仮想通貨を実際の法定通貨(フィアット通貨)と同列に語るのはさまざまな不都合があります。

しかし、アドレスについてはほとんど似たようなものと考えて差し支えありません。

MetaMask(メタマスク)のアドレス確認の注意点

MetaMask(メタマスク)のアドレスは唯一ではありません。

MetaMask(メタマスク)は複数アカウントも運用可能です。

そして、その場合はそれぞれのアカウントごとにアドレスが存在します。

さらにいえば、やり取りするトークンによってもアドレスは異なります。

これは法定通貨での例えが難しいところです。

いずれにせよ、アドレスを確認するときは受け入れたいトークン・アカウントのアドレスなのかはしっかりと確認しておくようにしましょう。

MetaMask(メタマスク)のアドレス確認と規格

Metamask(メタマスク)のアドレスは基本的にはイーサリアムベースです。

仮想通貨と聞くと代表的なものはやはりビットコインですが、MetaMask(メタマスク)のアドレスはビットコインに対応していません。

したがって、アドレスが判明したからといって外部からMetaMask(メタマスク)へビットコインを送金することはできません。

こうした違いは「トークン規格」と呼ばれ、MetaMask(メタマスク)はERC20(イーサリアム)、バイナンス、ポリゴン、アバランチなどに対応しています。

ひとくちにアドレスといっても規格が違えばやり取りはできません。

仮想通貨に慣れていない人は注意しておきましょう。

ちなみに、MetaMask(メタマスク)をM2EのSTEPNで使おうという人もいるかもしれません。

しかし、STEPNは利用する環境次第で対応するトークンも違い、代表的なトークンであるSOLはMetamask(メタマスク)は対応していません。

STEPNに関してはMetamask(メタマスク)に代わりファントムウォレットが主に使われますので、そちらの利用を検討してみましょう。

MetaMask(メタマスク)のアドレス確認の安全性

MetaMask(メタマスク)のアドレスを他人が自主的に確認する方法はありません。

基本的にはアドレスはアカウントの所有者だけが自由に確認できる情報です。

しかし、それを他人に教えることにはなんら危険性はありません。

すでに解説したように、MetaMask(メタマスク)のアドレスはいわば銀行の口座番号です。

それが外部に知れたからといって、口座からお金を抜き取られるわけではありません。

そして、一般的にウォレットアドレスは「入金専用」のアドレスです。

また、住所のように個人が特定されるようなこともありません。

まったくリスクがないとは言い切れませんが、外部にアドレスを公開しなければMetaMask(メタマスク)はただのタンス預金のようなものに成り下がります。

外部からアドレスを確認する方法こそないものの、基本的にアドレスは他人に教えて使うものと考えておきましょう。

MetaMask(メタマスク)のアドレス確認を間違えるとどうなる?

原則的に、MetaMask(メタマスク)のアドレス確認の誤りは致命的です。

仮想通貨全般にいえることですが、誤ったアドレスへ送金したトークンは基本的に失われます。

利用している業者いかんによってはキャンセルできるところもあるものの、多くはありません。

銀行振込の場合は組戻しができますが、普通、仮想通貨交換業者でそうしたキャンセル手続きはできません。

これはMetamask(メタマスク)へ入金してもらうときも外部へ送金するときも同様です。

そうしたことから、アドレス確認は「コピーペースト」ないし「QRコード」の読み込みが標準になっているわけです。

くれぐれも手作業で一文字ずつ手入力するようなことはやめましょう。

MetaMask(メタマスク)のアドレス確認を詳しく解説 まとめ

MetaMask(メタマスク)のアドレスはアカウント名下方に標準で表示されています。

また、アカウントの詳細を参照すれば、アドレスの全文やQRコードも確認できます。

このアドレスは主に自分のMetaMask(メタマスク)へ入金してもらうときに外部へ教える用途で使います。

したがって、外部へ漏れてもなんら問題ありません。

ただし、誤ったアドレスを教えると誤送信されたトークンは消失してしまいます。

原則的にアドレスの確認はコピーペーストかQRコードでおこなうものと考えておきましょう。