MetaMask(メタマスク)はイーサリアムベースの汎用ウォレットです。
そして、コインチェックは国内の仮想通貨交換業者としては紛うことなき大手のひとつ。
コインチェックとMetaMask(メタマスク)を組み合わせて使いたいという人も多いのではないでしょうか。
しかし、仮想通貨自体をはじめて触るという人の中には、両者のあいだでの送金方法が分からないという人も少なくないはずです。
そこで今回はMetaMask(メタマスク)とコインチェック間の送金方法について分かりやすく解説していきます。
MetaMask(メタマスク)のコインチェックの送金方法を分かりやすく解説
MetaMask(メタマスク)へのコインチェックからの送金方法
コインチェックからMetaMask(メタマスク)への送金方法は銀行振込のようなものです。
MetaMask(メタマスク)で入金アドレスを確認できるので、そちらを宛先としてコインチェックから送金すればOKです。
ただ、通常、MetaMask(メタマスク)では複数のアカウント、複数のトークンを管理します。
そしてそれぞれで異なった入金アドレスを持ち、もし誤ったアドレスへ向けて送金するとトークンは失われてしまいます。
こうしたことは仮想通貨の送金方法では一般的な注意点ですが、MetaMask(メタマスク)は複数アカウント運用が一般的なためとくに注意が必要です。
コインチェックではじめて仮想通貨に触るという人は、初回は少額で送金方法を試してみて、問題なければ本格的な送金に移ることをおすすめします。
MetaMask(メタマスク)へのコインチェックからの送金方法の手数料
一般的に、仮想通貨の入金には手数料がかからず、送金元での送金手数料が主な送金コストになります。
MetaMask(メタマスク)へのコインチェックからの送金方法でも、コインチェックのほうで送金手数料がかかります。
コインチェックの送金手数料はイーサリアムの場合、原則固定で0.005ETH。 率直にいって安くはありません。
当然、イーサリアムの価格は変動しますが、今チェックしたところ約1,000円ほどです。 幸いにして、コインチェックの送金手数料は原則固定です。
テスト用の初回は仕方ないとして、それ以降はMetaMask(メタマスク)へはなるべくまとまった金額を送金しましょう。
MetaMask(メタマスク)からコインチェックへの送金方法
MetaMask(メタマスク)からコインチェックへの送金方法にしても、ほぼ同じです。
コインチェックのほうで入金アドレスをチェックして、そちらへ向けてMetaMask(メタマスク)から送金すればよいだけです。
仮想通貨の送金方法というと難しく思われがちですが、「銀行口座」が「アドレス」という名前に変わっただけのようのものです。
決して銀行振込と同じものとはいえませんが、慣れないうちは銀行振込に例えて考えてみましょう。
なお、仮想通貨の入金アドレスの実体は銀行口座と同じく文字列ですが、一般的な仮想金方法ではQRコードが使われます。
その方法にはアドレスの誤入力がないといった大きなメリットがあります。 MetaMask(メタマスク)とコインチェック間の送金にしても基本はQRコードを読み取る方法を使いましょう。
MetaMask(メタマスク)からコインチェックへの送金方法の手数料
MetaMask(メタマスク)からコインチェックへの送金方法の手数料はある程度自由です。
まず、MetaMask(メタマスク)自体はとくに送金手数料をとっていません。
ただ、仮想通貨の処理には必ずマイナーに支払う手数料が別途かかります。
コインチェックへの送金方法にしてもこれは避けられません。
MetaMask(メタマスク)ではこれらの送金手数料はデフォルトで自動計算してくれます。 ただし、デフォルトでは無駄に高めに設定されていることも珍しくありません。
MetaMask(メタマスク)ではアカウントメニューのカスタム設定で送金手数料の手動設定も可能です。
少しでも送金手数料をおさえたい人はそちらで変更しましょう。
とはいえ、仮想通貨の送金方法は手数料が安ければそれだけでお得というものでもありません。
あまりにも安い手数料設定の送金方法は、送金処理が後回しになりますし、場合によっては送金自体が失敗します。
そして失敗した場合も手数料が返金されることはありません。
あまり手数料設定に自身がない人はMetaMask(メタマスク)のデフォルトの送金方法のままにしておくのもよいかと思います。
MetaMask(メタマスク)とコインチェック間の送金方法の反映時間
MetaMask(メタマスク)からの送金方法も、その逆も基本的に反映時間は10分以内が基本です。
ただし、これは標準的な手数料設定の場合です。
トランザクションが混雑している場合は一向に送金が反映されないこともあります。
万が一にもそうした事態を避けたい、一分一秒でも早く送金したいという人は高めの送金手数料を設定しましょう。
なお、コインチェックからMetaMask(メタマスク)への送金方法については、手数料の任意設定はできません。
コインチェックが提示する額面上の手数料にマイナーへ支払う手数料も含まれています。
基本的には0.005ETHの固定ですが、トランザクション混雑時には安定した送金ができる水準まで段階的に値上げされていきます。
ちなみに、今でこそそうしたことは少ないですが、かつてのビットコインブームのときは数日間送金が反映されないようなこともザラでした。
なぜかMetaMask(メタマスク)とコインチェック間の送金方法がうまくいかないときは、トランザクションの状況も確認してみるようにしましょう。
MetaMask(メタマスク)とコインチェック間の送金方法の注意点
MetaMask(メタマスク)はイーサリアムベースの汎用ウォレットです。
仮想通貨と聞くとビットコインがやはり代表的。 そしてもちろんコインチェックでもビットコインを取り扱っています。
しかし、コインチェックからMetaMask(メタマスク)へビットコインを送る送金方法はありません。
MetaMask(メタマスク)は多彩なトークンに対応しているものの、どう足掻いてもビットコインの送金は不可能です。
もっとも、おそらくこれからMetaMask(メタマスク)を使おうという人の目的はNFTの購入かと思います。
そしてNFTの多くはイーサリアムベースですから、ビットコイン用の送金方法にMetaMask(メタマスク)が利用できないことで困ることはないでしょう。
ビットコインの管理に関してはMetaMask(メタマスク)ではなくコインチェックに任せましょう。
MetaMask(メタマスク)のコインチェックの送金方法を分かりやすく解説 まとめ
MetaMask(メタマスク)とコインチェック間の送金方法はそこまで難しくありません。
用語の違いを意識しつつ、銀行振込をイメージして操作していけば問題なく送金できるかと思います。
ただ、MetaMask(メタマスク)とコインチェック間の送金方法は、方向の違いによって送金手数料の設定や金額がガラリと変わります。
なるべく安く送金したい人はその違いと設定方法は別に調べておくようにしましょう。