MetaMask(メタマスク)はイーサリアムベースの汎用ウォレットです。
そして、Bybit(バイビット)は仮想通貨交換業者の世界的大手のひとつ。
そんなBybit(バイビット)を使ってMetaMask(メタマスク)へ送金したいという人も多いのではないでしょうか。
あるいはその逆にMetaMask(メタマスク)からBybit(バイビット)への送金方法を知りたいという人もいるかもしれません。
そこで今回はMetaMask(メタマスク)とBybit(バイビット)間の送金方法について分かりやすく解説していきます。
MetaMask(メタマスク)とBybit(バイビット)の送金方法を分かりやすく解説
MetaMask(メタマスク)へのBybit(バイビット)からの送金方法の概要
MetaMask(メタマスク)へのBybit(バイビット)からの送金方法の概要は以下のとおりです。
1.送金したいトークンをBybit(バイビット)で調達する
2.対応するチェーン・トークンをMetaMask(メタマスク)へ追加する
3.MetaMask(メタマスク)から送金する
全体の送金方法自体は一般的な仮想通貨のそれとほぼ同じです。
ただ、Bybit(バイビット)ならではの注意点やMetaMask(メタマスク)ならではの部分もなくはありません。
そこでここからは各ステップに分けてBybit(バイビット)からMetaMask(メタマスク)への送金方法について解説していきます。
MetaMask(メタマスク)へのBybit(バイビット)からの送金方法【トークン調達】
当たり前ですが、MetaMask(メタマスク)へ送金するためにはその原資が必要です。
そして、Bybit(バイビット)にはいくつかのトークンの調達方法があります。
少し簡単に説明すると、Bybit(バイビット)で利用できる取り引きには「現物」と「レバレッジ取引」の2種類があります。
そのうち、MetaMask(メタマスク)の送金方法に利用できる取り引きは「現物」です。
レバレッジ取引は、売買の結果として生じた損益だけをやり取りする取引形態のため、トークンそのものを入手できないからです。
MetaMask(メタマスク)へ送金したいトークンは「現物取引」で調達しましょう。
ちなみに、Bybit(バイビット)やMetaMask(メタマスク)は一応クレジットカードによる入金にも対応しています。
しかし、両者ともに海外の業者であるため、やや安定性に欠けていると言わざるを得ません。
基本的には、「国内業者へ法定通貨を入金→トークンを購入→Bybit(バイビット)へ送金→別のトークンを調達→MetaMask(メタマスク)へ送金」というルートを前提にしましょう。
ただ、もちろんトークン次第ではBybit(バイビット)を経由しないで直接MetaMask(メタマスク)へ送る送金方法も可能です。
MetaMask(メタマスク)へのBybit(バイビット)からの送金方法【チェーンなどの追加】
MetaMask(メタマスク)がデフォルトで対応するトークンはEtherieumMainnetのイーサリアムのみです。
Bybit(バイビット)から送金したいトークンがEtherieumMainnetのイーサリアムでない場合は対応するトークンをMetaMask(メタマスク)へ追加しておきましょう。
チェーンは「チェーンの追加」、トークンの追加は「トークンのインポート」から可能です。
国内業者の送金方法ではあまりチェーンを意識することは少ないかもしれませんが、MetaMask(メタマスク)や海外の仮想通貨交換業者ではかなり重要な考え方です。
これは早めに慣れておきましょう。
MetaMask(メタマスク)へのBybit(バイビット)からの送金方法【送金】
ここまでの準備が終わっていれば、あとの送金方法はそれほど難しくありません。
MetaMask(メタマスク)のほうでウォレットアドレスを確認して、そちらを指定してBybit(バイビット)から送金しましょう。
その際はチェーンタイプを選択することになります。
ここで誤ったタイプを選ぶと送金に失敗してしまいますのでくれぐれも注意しておきましょう。
なお、送金手数料はトークン次第、そのときのトランザクション次第です。
そのほか、もちろんBybit(バイビット)固有の送金手数料もかかってきます。
仮想通貨の送金方法は銀行振込と構図としては似たようなものです。
目立った違いは口座番号が「アドレス」に代わっているくらいです。
しかし、手数料がほぼ固定の銀行振込とは違い、仮想通貨の送金方法はそのときどきでかなりコストも変わってきます。
なるべく安く送金したいときは、できるだけタイミングを見計らうことをおすすめします。
MetaMask(メタマスク)からBybit(バイビット)への送金方法
MetaMask(メタマスク)からBybit(バイビット)への送金方法、つまりMetaMask(メタマスク)からの出金は、これまでの逆をやればよいだけです。
Bybit(バイビット)のほうでウォレットアドレスを確認して、そちらを指定してMetaMask(メタマスク)から送金すればOKです。
その際はやはりチェーンを一致させることが極めて重要です。
送金手数料については、MetaMask(メタマスク)のほうではとくに手数料はかかりません。
ただ、それとは別にマイナーに支払う手数料がかかり、これもまたそのときの状況で変動します。
これはMetaMask(メタマスク)、Bybit(バイビット)がどうこうではなく、仮想通貨の送金方法における共通事項です。
リアルタイムで送金手数料を確認する手段は豊富にあるので、気になる人はそちらでチェックするようにしましょう。
なお、これらの送金手数料は任意で変更できることもありますが、それは利用する業者の送金方法次第です。
幸いにしてMetaMask(メタマスク)の送金方法ではカスタム設定を使えばある程度自由に設定可能です。
若干発展的な内容ではありますが、仮想通貨の送金方法に慣れてきたらそちらも活用してみましょう。
MetaMask(メタマスク)とBybit(バイビット)の送金方法を分かりやすく解説 まとめ
Bybit(バイビット)からMetaMask(メタマスク)への送金方法自体はそこまで複雑ではありません。
ただ、MetaMask(メタマスク)のほうで対応するトークン、チェーンを前もって準備しておく必要があります。
また、Bybit(バイビット)のほうでも送りたいトークンの調達方法にいくつかの選択肢があります。
MetaMask(メタマスク)へのBybit(バイビット)からの送金方法ではこれらに注意しておきましょう。
一方で、逆にMetaMask(メタマスク)からBybit(バイビット)への送金方法については、この逆をすればよいだけです。
おそらく、一方ができれば他方で戸惑うことはないでしょう。