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MetaMask(メタマスク)に接続できない原因と解決方法を分かりやすく解説

MetaMask(メタマスク)はイーサリアムベースの汎用ウォレットです。

そんなMetaMask(メタマスク)を使い始めたものの、なぜかうまく接続できないという人もいるのではないでしょうか。

MetaMask(メタマスク)は非常に汎用性が高く便利ではありますが、一方で使い方は少々分かりにくい部分があるのは否めません。

そこで今回はMetaMask(メタマスク)に接続できない原因と解決方法について分かりやすく解説していきます。

MetaMask(メタマスク)に接続できない原因と解決方法を分かりやすく解説

MetaMask(メタマスク)に接続できない原因と解決方法は2パターン

ひとくちにMetaMask(メタマスク)に接続できないといっても、いくつかのパターンが考えられます。

まず、MetaMask(メタマスク)自体に接続できないケースです。

MetaMask(メタマスク)にログインできない状況と言い換えても良いかもしれません。

そして、MetaMask(メタマスク)へ接続できたとしても外部サービスからMetaMask(メタマスク)へ接続できないケースです。

おそらくその意味での接続トラブルを念頭に置いている人が多いかと思います。

ただ、その前段階でMetaMask(メタマスク)への接続(=ログイン)は必要条件のひとつです。

そこでそちらのケースについても考えられる原因と解決方法は簡単にチェックしておくようにしましょう。

MetaMask(メタマスク)自体に接続できない原因と解決方法

MetaMask(メタマスク)自体に接続できない(=ログインできない)場合の原因の多くは、やはりパスワード絡みです。

入力ミスや紛失など、ありえないと切り捨てず一応はチェックしておくようにしましょう。

また、MetaMask(メタマスク)は基本的にブラウザベースのサービスのため、キャッシュが溜まると文字入力が一拍遅れるようになります。

そこが原因で入力ミスにつながっていないかも念のため確認しておきましょう。

なお、パスワードの紛失が接続できない原因であればパスワードの再発行が直接的な解決方法になりますが、シードフレーズの場合はどうにもなりません。

シードフレーズはMetaMask(メタマスク)の根幹になる重要情報です。

これはしっかりと記録して厳重に保管しておきましょう。

MetaMask(メタマスク)に接続できない原因と解決方法【外部サービスからの接続】

MetaMask(メタマスク)に問題なく接続できているにもかかわらず、外部サービスから接続できないとお困りの人も少なくないようです。

これは正直なところ、解決方法どころか原因を特定するのも簡単ではありません。

仮にMetaMask(メタマスク)に問題がないとしても、そのサービスが原因の場合もあれば、利用しているブラウザの問題もありえます。

あるいはそもそもネットワークが原因で接続できないこともあるでしょう。

ひとつずつ切り分けてチェックしていきましょう。

具体的には以下のような手順で確認してみるとよいかと思います。

・ネットワークは安定しているか

・ブラウザ(Google Chrome)のキャッシュが溜まっていないか

・外部サービスで障害が起きていないか

ネットワークが問題なければ、次はGoogle Chromeの再起動をしてMetaMask(メタマスク)に接続できないか試してみましょう。

それでも駄目ならば接続したサービスの公式サイトなどで障害情報をチェックしてみましょう。

さらにいえば、トークンのトランザクション状況も確認しておくとなおよしです。

これはEtherscanなどのブロックエクスプローラーで確認できます。

MetaMask(メタマスク)とは独立した別のサイトですが、さまざまな用途に使われる極めて便利な情報源です。

トランザクションが原因で接続できないケースはそう多くはないかと思いますが、それはそれとしてブロックエクスプローラーは活用できるようになっておきましょう。

MetaMask(メタマスク)に接続できない原因と解決方法が分からないときは

MetaMask(メタマスク)に接続できない原因が一向に分からない。 そうしたときは最終手段としてMetaMask(メタマスク)の再インストールも視野に入れましょう。

ただし、この解決方法はあくまでも最終手段です。

MetaMask(メタマスク)はログインIDとパスワードを入力すれば以前の状態が復元できるようなシンプルなクラウドサービスではないからです。

利用状況次第ではありますが、多くの人はアカウント、トークンの再インポート、ネットワーク追加作業のやり直しが発生します。

作業自体はそこまで難しくはないものの、接続できないからといって気軽に再インストールできるほどではありません。

最終手段としては有りですが、なるべくならば他の考えられうる原因を十分に探ってみてからにしましょう。

MetaMask(メタマスク)に接続できない原因はネットワーク選択ミスのことも

外部サービスからMetaMask(メタマスク)に接続できないときはネットワークの選択ミスもありがちです。

MetaMask(メタマスク)はデフォルトではイーサリアムメインネットに接続しています。

したがって、利用している外部サービスがイーサリアムメインネットに対応していない場合は接続できません。

たとえば、最近人気のあるDEX(分散型取引所)のパンケーキスワップはイーサリアムベースではなく、バイナンススマートチェーン(BSC)です。

これが原因で接続できない場合の解決方法は、対応しているネットワークのMetaMask(メタマスク)への追加です。

たとえば、パンケーキスワップならばバイナンススマートチェーンをMetaMask(メタマスク)に追加して切り替えることで接続できるようになります。

MetaMask(メタマスク)を使ううえでネットワークの考え方はほぼ必須です。

早めに慣れてしまいましょう。

ちなみに、MetaMask(メタマスク)はビットコインにはまったく対応していません。

ビットコインを利用するサイトに接続できないのはとくになにか原因があるわけでもなく仕様どおりの通常運転です。

MetaMask(メタマスク)に接続できない原因と解決方法を分かりやすく解説 まとめ

MetaMask(メタマスク)に接続できないといっても、MetaMask(メタマスク)に問題があるのか外部サービスに問題があるのかで解決方法も異なります。

あるいはブラウザやネットワークが原因でMetaMask(メタマスク)に接続できない場合もありえます。

それぞれ、一度にチェックできるような解決方法はありません。

ブラウザをいったん閉じてみたり、ネットワークの状況を確認したりしてひとつずつ確認していきましょう。

それでも駄目ならば、もしかするとネットワークの選択ミスが原因で接続できない場合もあるかもしれません。

どれも基礎的に思えるかもしれませんが、地道に確認していきましょう。