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MetaMask(メタマスク)のUSDTの送金方法を分かりやすく解説

MetaMask(メタマスク)はイーサリアムベースの汎用ウォレットです。

そして、USDTはUSD(米ドル)をベースにしたトークンです。

そんなUSDTをMetaMask(メタマスク)で管理したいという人も多いのではないでしょうか。

そこで今回はMetaMask(メタマスク)のUSDTの送金方法について分かりやすく解説していきます。

MetaMask(メタマスク)のUSDTの送金方法を分かりやすく解説

MetaMask(メタマスク)へのUSDTの送金方法の概要

MetaMask(メタマスク)へのUSDTの送金方法(=入金)の概要は以下のとおりです。

1.MetaMask(メタマスク)にUSDTを追加

2.入金アドレスをコピー

3.送金元からMetaMask(メタマスク)へUSDTを送金

MetaMask(メタマスク)がデフォルトで対応しているトークンはイーサリアムのみです。

そこでまずはUSDTを送金できるような設定が必要です。

そのうえで、任意のウォレットや仮想通貨交換業者からMetaMask(メタマスク)へ向けて送金することになります。

といっても、初見では少し分かりにくいかもしれません。

そこでここからは上記の送金方法を手順に分けてもう少し詳しく解説していきます。

MetaMask(メタマスク)へのUSDTの送金方法【USDTを追加】

MetaMask(メタマスク)はさまざまなトークンの送金方法に対応できますが、そのためには都度トークンを追加する必要があります。

MetaMask(メタマスク)にトークンを追加する方法は以下のようにいくつかあります。

1.MetaMask(メタマスク)で検索して追加

2.リスティングサイトなどでコントラクトアドレスを調べて追加

3.Chainlistから追加

どれでも結果は同じですが、MetaMask(メタマスク)で検索して追加する方法が最も簡単です。

「トークンをインポート」を選ぶと検索窓が開くのでそこで「USDT」と検索して該当するトークンを追加しましょう。

USDT以外の送金方法でもこの部分はほぼ共通です。

ただし、一点注意が必要です。

MetaMask(メタマスク)はいくつものチェーンに対応しており、ひとくちにUSDTといっても複数のチェーンに存在します。

そこを勘違いして異なるチェーンのUSDTに送金してしまうとそのトークンは消失してしまいます。

MetaMask(メタマスク)はデフォルトではイーサリアムメインネットに接続しています。

別のチェーンのUSDTを使いたい場合はまずネットワークの追加から始めましょう。

MetaMask(メタマスク)へのUSDTの送金方法【入金アドレスをコピー】

トークンの追加が終われば、その後の送金方法は仮想通貨一般と同じです。

まずは、MetaMask(メタマスク)側で入金アドレスをコピーします。

あとはそのアドレスへ向けて任意の業者からUSDTを送金すればOKです。

なお、コントラクトアドレスでUSDTを追加した人もいるかもしれませんが、コントラクトアドレスと入金アドレスは異なるものです。

一般的に、コントラクトアドレスへは入金できません。

MetaMask(メタマスク)のウォレットへ入金したいときはコントラクトアドレスではなく、ウォレットアドレスを指定しましょう。

MetaMask(メタマスク)へのUSDTの送金方法【送金】

具体的なUSDTの送金方法は送金元になる業者次第ですが、基本は同じです。

MetaMask(メタマスク)で取得した入金アドレスを指定してUSDTを送金しましょう。

その際におそらくネットワークを指定できるはずです。

ここで誤ったチェーンを指定すると送金したUSDTは失われてしまいます。

必ずMetaMask(メタマスク)のウォレットに対応するチェーンを選ぶように注意しておきましょう。

また、業者によってはマイナー手数料を設定できる送金方法になっている場合も珍しくありません。

これは高めに設定しておくとトランザクションの混雑時に優先処理してもらえます。

ただ、よほどのことがないかぎりは最低値あるいは業者の推奨値で問題ありません。

MetaMask(メタマスク)からのUSDTの送金方法

MetaMask(メタマスク)から外部へのUSDTの送金方法、すなわち出金は入金の逆をすればよいだけです。

送金したい業者の入金アドレスを調べて、そちらへ向けてMetaMask(メタマスク)から送金しましょう。

そして、この場合もやはり対応するチェーンを使う必要があります。

基本的に、同じUSDTであってもチェーンが違えば異なるトークンと考えておきましょう。

ちなみに、MetaMask(メタマスク)にはビットコインを送れる送金方法はありません。

ビットコインの管理については別のウォレットを使いましょう。

MetaMask(メタマスク)のUSDTの送金方法の手数料

Metamask(メタマスク)へUSDTを送金する場合の手数料は送金元の業者次第です。

一方で、逆にMetaMask(メタマスク)から外部へ送金する場合には「MetaMask(メタマスク)」自身の手数料はかかりません。

しかし、それとは別にマイナー手数料はしっかりとかかってきます。

具体的な金額は送金方法に依らず、そのときどきのUSDTのトランザクションの状況次第で決まります。

また、MetaMask(メタマスク)の送金手数料は基本的に自動ですが、カスタム設定を使えば変更もできます。

実際にはデフォルト設定の送金方法では割高な手数料になっていることも少なくありません。

基本的な送金方法に慣れてきたらカスタム設定でなるべく安く送金するようにしましょう。

MetaMask(メタマスク)のUSDTの送金方法の反映時間

MetaMask(メタマスク)のUSDTの送金方法にどれほどの時間がかかるのかもトランザクションの状況次第です。

ただ、デフォルト設定の手数料はおおよそ10分以内の反映を想定した設定です。

基本的にはそのくらいの反映時間を想定しておくとよいかと思います。

ただし、USDTはUSDをベースにしたトークンです。

したがって、USDのマーケットが荒れているとトランザクションが混雑する可能性も高いと思われます。

そうした状況下ではあえて意図的に少し高めに手数料を設定しておくのもよいかもしれません。

MetaMask(メタマスク)のUSDTの送金方法を分かりやすく解説 まとめ

MetaMask(メタマスク)のUSDTの送金方法は一般的な仮想通貨のそれと大差ありません。

ただ、MetaMask(メタマスク)はデフォルトではイーサリアムのアカウントしか表示されていません。

USDTを送金したい場合は別途USDTのアカウントも追加しておきましょう。

また、異なるチェーンへ送金したい場合はそれ以前にチェーンの追加も必要です。

MetaMask(メタマスク)は送金方法自体は難しくありませんが、全体の構造が少々特殊です。

アドレス、ウォレット、チェーンなどの考え方には慣れておくようにしましょう。