MetaMask(メタマスク)はイーサリアムベースの汎用ウォレットです。
しかし、そんなMetaMask(メタマスク)はウォレット機能のみならず、決済代行サービスと提携してトークンの購入も可能です。
そしてその決済手段にはクレジットカード・デビットカードも存在します。 そこで今回はMetaMask(メタマスク)のクレジットカード・デビットカードの利用について分かりやすく解説していきます。
MetaMask(メタマスク)のクレジットカード・デビットカードを分かりやすく解説
MetaMask(メタマスク)はクレジットカード・デビットカードも使えなくはない
MetaMask(メタマスク)はクレジットカード・デビットカードを使ってイーサリアムを購入できます。
しかし、安定性には欠けていると言わざるを得ません。
MetaMask(メタマスク)は公式にクレジットカード・デビットカードによるイーサリアムの購入をサポートしています。
ただ一方で、クレジットカード決済会社や発行元のほうで利用に制限をかけているケースも少なくありません。
さらにいえば、クレジットカード・デビットカードを使うためにはかなり厳重な本人確認が必要になってきます。
手軽さがメリットのはずのクレジットカード・デビットカードの手続きが煩雑なのでは本末転倒です。
たしかに、MetaMask(メタマスク)はクレジットカード・デビットカードも利用できなくはありません。
とはいえ、基本的にはMetaMask(メタマスク)でのイーサリアムの購入はおすすめしません。 MetaMask(メタマスク)はあくまでも汎用ウォレット。
トークンの購入は専門のサービス・業者におまかせすることをおすすめします。
MetaMask(メタマスク)でクレジットカード・デビットカードで購入できない理由
すでに軽く触れましたが、MetaMask(メタマスク)でクレジットカード・デビットカードが使えないことも少なくありません。
これはクレジットカード発行元のほうで利用制限をかけているからと思われます。
一般的に、クレジットカード・デビットカード会社はFXや株式といった投資などの、金銭トラブルの起こりやすいサービスへの利用を禁止しています。
そこに暗号資産関連サービスのMetaMask(メタマスク)が当てはまったとしても不思議はないでしょう。
ちなみに、大手証券会社での株式投資でさえクレジットカード・デビットカード購入はできません。
利用できるかのような表現をしている企業もありますが、それは積立投資だけです。 損失を出すリスクのある商品に関しては、国内サービスでは基本的にクレジットカード・デビットカードによる購入はできません。
MetaMask(メタマスク)が一応、クレジットカード・デビットカードに対応しているのも海外のサービスであるがゆえです。
MetaMask(メタマスク)用にクレジットカード・デビットカードを使う方法
MetaMask(メタマスク)用にクレジットカード・デビットカードを使うにしても、外部サービスを経由するのが最も確実です。
他の仮想通貨交換業者でイーサリアムを購入して送金するのです。 遠回りに見えるかもしれませんが、結局はこの方法が確実です。
しかし、国内サービスでクレジットカード・デビットカードが軒並み非対応なのは先に触れたとおり。
大手の仮想通貨交換業者も以前はクレジットカードに対応していましたが、今はサービス停止中です。
したがって、外部サービス経由でMetaMask(メタマスク)へ送金するにしても、やはり海外の業者を使う必要があります。
海外の業者というと怪しいと感じる人もいるかもしれませんが、仮想通貨交換業者に関してはむしろ海外業者のほうが大手です。
そちらでクレジットカード・デビットカードでトークンを購入してMetaMask(メタマスク)へ送金しましょう。
ただし、この方法でもやはりクレジットカード・デビットカードの発行元で制限があることも珍しくありません。
必ずしもすべてのカードが使えるわけではないのでそこは注意しておきましょう。
MetaMask(メタマスク)にクレジットカード・デビットカードは必須？
MetaMask(メタマスク)を使うにあたってクレジットカード・デビットカードはまったく必須ではありません。
そもそもMetaMask(メタマスク)はあくまでも汎用ウォレット。 トークンの購入に関しては他のサービスの利用を前提としましょう。
一応、MetaMask(メタマスク)自身はワンストップでトークンの購入までできるサービスを目指してはいるようです。
ただ、国内金融機関の仮想通貨関連に対する姿勢を見るに、MetaMask(メタマスク)の目指す体制が実現するのは遠い未来に思えます。
当面のあいだ、MetaMask(メタマスク)自身でクレジットカード・デビットカードは使えないものと考えておくべきでしょう。
なお、スマホ版のMetaMask(メタマスク)であればApplePayを使った決済方法も用意されています。
そちらを使えば事実上はクレジットカード・デビットカード決済もできなくはありません。
しかし、Appleがアプリストアでの手数料の大幅値上げをしたのは記憶にあたらしいところ。
気軽に利用するにはあまりにも手数料が高すぎます。 その他の利便性を考えても、やはりMetaMask(メタマスク)自身でのトークン調達はおすすめしません。
MetaMask(メタマスク)のクレジットカード・デビットカード決済の反映時間
これは検証していませんが、MetaMask(メタマスク)のクレジットカード・デビットカード決済はかなり遅れることもあるようです。
クレジットカード・デビットカードでトークンを購入したはずがウォレットへの反映に1週間ほどかかったという声も少なくありません。
仮想通貨交に関してはトランザクションの問題もあるため、一概にMetaMask(メタマスク)の問題とは言い切れません。
しかし、それをのぞいても金融サービス関連のクレジットカード・デビットカード利用にこうしたトラブルは少なくありません。
海外FXなど他の金融サービスの例を見てもクレジットカード・デビットカード決済関連のトラブルは枚挙にいとまがありません。
そうした諸々も考えると、やはりMetaMask(メタマスク)はトークンを調達するために使うではなく、あくまでもウォレットとしての利用がおすすめです。
MetaMask(メタマスク)のクレジットカード・デビットカードを分かりやすく解説 まとめ
一応、MetaMask(メタマスク)はクレジットカード・デビットカードでのトークン購入に対応しています。
しかし、国内金融サービスの事情により安定性には欠けていると言わざるを得ません。
どうしてもクレジットカード・デビットカードを使って仮想通貨を購入したいとしても、海外業者で購入してMetaMask(メタマスク)へ送金する方法をおすすめします。
ただ、そもそも金融サービス全般での利用を禁止しているクレジットカード・デビットカードも少なくありません。
全体的にクレジットカード・デビットカードは仮想通貨や投資への利用には不向きであると考えておきましょう。
