MetaMask(メタマスク)はイーサリアムベースの汎用ウォレットです。
しかし、そんなMetaMask(メタマスク)を使おうと思ったものの、なぜか送金できないという人もいるようです。
あるいはMetaMask(メタマスク)への入金はできたものの、そこから送金できないという人も少なくありません。
そこで今回はMetaMask(メタマスク)の送金できない原因と解決方法について分かりやすく解説していきます。
MetaMask(メタマスク)の送金できない原因と解決方法を分かりやすく解説
MetaMask(メタマスク)へ送金できないよくある原因
送金できないといっても、MetaMask(メタマスク)「へ」なのか「から」なのかで事情はまったく異なります。
多くは後者(MetaMask(メタマスク)からの出金)かと思いますが、他社からMetaMask(メタマスク)へ送金できないという人もいるはずです。
そうした人のよくある原因は「業者側」の問題です。
個別に名前は挙げませんが、業者によってはなぜかMetaMask(メタマスク)を送金先に登録できないようです。
ただ、これは別途問い合わせることで登録してもらえるようです。
あるいは、そもそも別の業者を使って送金するという解決方法もとれます。
MetaMask(メタマスク)へ送金できない場合は、MetaMask(メタマスク)側ではなく、まず送金元に原因がないか疑ってみましょう。
MetaMask(メタマスク)へ送金できない原因と解決方法【資金移動制限】
もうひとつ、MetaMask(メタマスク)へ送金できない原因としては資金移動の制限もありがちです。
これも業者次第ですが、その業者への入金手段いかんでは一定期間、外部への送金が制限されることがあります。
これが原因の場合は時が経つのを待つほかに解決方法はありません。
なぜかMetaMask(メタマスク)へ送金できないときは、そうした資金移動制限が原因ではないかも一応はチェックしてみるとよいかもしれません。
なお、おそらくあまりいないとは思いますが、MetaMask(メタマスク)へビットコインを送金しようとしている人もいるかもしれません。
これは原因がどうこうというのではなく、そもそも無理な話しです。
MetaMask(メタマスク)はあくまでもイーサリアムベースのウォレットのため、ビットコインには対応していません。
こればかりは他のウォレットを使うようにしましょう。
MetaMask(メタマスク)から送金できないよくある原因
MetaMask(メタマスク)から送金できないよくある原因は以下のとおりです。
・手数料不足
・トランザクションの問題
なかでも手数料不足は意外とありがちな原因です。
ただ、先に解決方法をいってしまえば、どちらの原因も十分な手数料を設定すればよいだけのことです。
とはいえ、実態は言うほどシンプルでもありません。
ここからはそれぞれの原因と解決方法についてもう少し詳しく見ていきましょう。
MetaMask(メタマスク)から送金できないよくある原因と解決方法【手数料不足】
MetaMask(メタマスク)から送金できない場合にもっともありがちな原因は手数料不足です。
正確にいえばMetaMask(メタマスク)自体は送金手数料をとっていませんが、それとは別にトランザクション手数料を「自由」に設定できます。
しかし、あまりにも安い手数料を設定していると一向に送金できないことも珍しくありません。
これはトランザクション手数料が、MetaMask(メタマスク)からの送金を処理をしてくれるマイナーに支払うものだからです。
そのため、あまりにも安い手数料を設定していると他ユーザーの送金方法が優先されてしまうため、一向に送金できない状態になってしまうわけです。
すでに触れてしまいましたが、簡単かつ最善の解決方法は十分な手数料を設定することです。
この「十分な」の水準が迷いどころですが、資金的に余裕があればMetaMask(メタマスク)が自動設定してくれる手数料にしておけば無難です。
一方で、少しでも安くしたい人は「Etherscan」や「Cryptoneur」などの外部サイトで適切な相場をチェックしましょう。
なお、相場という用語を使ったように、トランザクション手数料は日々変動します。
時間が許すのであれば、手数料が安くなるまで送金を待つという解決方法もありかもしれません。
MetaMask(メタマスク)から送金できない原因と解決方法【トランザクションの問題】
MetaMask(メタマスク)から送金できない原因としてはトランザクションそのものが原因の場合もありえます。
これは要するにそのトークンの処理が渋滞している状態です。
これが原因の場合は、基本的には渋滞が解消されるのを待つのが確実な解決方法です。
ただ、先ほど触れたように、トランザクション手数料は優先的な処理をしてもらうためのものです。
したがって、高めの手数料設定にして処理を早めるという解決方法も考えられなくはありません。
なお、MetaMask(メタマスク)以外の業者やウォレットでは必ずしもトランザクション手数料を自由に設定できるわけではありません。
その場合、トランザクションが原因でMetaMask(メタマスク)へ送金できないとしても、待つ以外の解決方法はとれません。
MetaMask(メタマスク)から送金できない原因と解決方法が分からないときは
MetaMask(メタマスク)から送金できない原因も解決方法も皆目分からない。
そのようなときはSNSで状況を発信してみるのもよいかと思います。
MetaMask(メタマスク)に関しては、熱心に普及をしている人も多いようで、困った人に善意で解決方法を提示してくれる人もよく見られます。
残念ながら多くの人は英語圏の人ですが、Twitterはデフォルトで翻訳機能を使えます。
そちらを駆使してMetaMask(メタマスク)から送金できない原因を探っていきましょう。
もちろん、英語に自身があればMetaMask(メタマスク)のカスタマーサポートへ問い合わせるのもよいかと思います。
MetaMask(メタマスク)の送金できない原因と解決方法を分かりやすく解説 まとめ
MetaMask(メタマスク)へ送金できない場合は「送金元の拒否」「資金移動制限」などの原因が考えられます。
そして、MetaMask(メタマスク)から送金できない場合は「手数料不足」「トランザクションの混雑」あたりがありがちな原因です。
この場合はどちらも十分な手数料を設定するという解決方法が考えられます。
また、MetaMask(メタマスク)の外国人ユーザーは比較的親切な人が多いようで、状況をSNSでつぶやくと考えられうる原因や解決方法を教えてくれる人も少なくありません。
若干不確実な方法ではありますが、万策尽きたという人はそうした手も検討してみるとよいかもしれません。