STEPN(ステップン)は歩くことでトークンを稼げるM2E(Move to Earn)の先駆けです。
しかし、まとまった量を稼げるとなれば確定申告が心配になってきます。
そのため、あらかじめウォレット履歴の確認方法を調べておきたいという人も多いのではないでしょうか。
そこで今回はSTEPN(ステップン)のウォレット履歴の確認方法について分かりやすく解説していきます。
STEPN(ステップン)のウォレットの履歴の確認方法を分かりやすく解説
STEPN(ステップン)のウォレットの履歴の確認方法
STEPN(ステップン)のウォレット履歴の確認方法は非常に簡単です。
ウォレット内で確認したいトークンを選べば自動的に履歴が表示されます。
各項目をタップすれば詳細もチェックできます。
また、ウォレットではなくSpendingアカウントであれば更に詳細な履歴も確認可能です。
STEPN(ステップン)は初期の頃こうした履歴の確認方法さえなかったのですが、アップデートでようやく実装されました。
ただ、実際のところそれでも正直役立たずと言わざるを得ません。
STEPN(ステップン)デフォルトのウォレット履歴の確認方法には諸々の問題点があるからです。
STEPN(ステップン)のウォレットの履歴の確認方法の問題点
STEPN(ステップン)のウォレット履歴の確認方法には「遡って確認できる期間が短すぎる」という致命的な問題があります。
おそらくですが、履歴を確認できる期間は2週間ほどです。
デフォルトの履歴表示では「なんらかの移動があった」ということは分かるものの、古い項目では詳細情報は辿れなくなっています。
STEPN(ステップン)のウォレット履歴を確認したいという人の多くは、確定申告のためかと思います。
とすれば、わずか2週間しか遡れない確認方法はほとんど無意味です。
仮に2週間ごとにウォレットの履歴を取得するとなれば、年間を通して26回もの作業が生じます。
これはまったくもって現実的ではありません。
確定申告を念頭に置いている人はSTEPN(ステップン)デフォルトのウォレット履歴の確認方法は役に立たないものと考えておきましょう。
STEPN(ステップン)のウォレットの履歴の確認方法の補完方法
STEPN(ステップン)デフォルトのウォレット履歴の確認方法は確定申告には実用的ではありません。 そこで一時期はSolScanと呼ばれるサービスによる確認方法に期待が持たれていました。 しかし、この確認方法も今は使えなくなっています。 さらにいえば、BNBやApeレルムには対応していませんし、もとより十数件の履歴しか遡れないサービスのようです。 現状、確定申告にも耐えられうる、STEPN(ステップン)のウォレット履歴の実用的な確認方法は見当たりません。 今のところは送金元の処理履歴を手動で集約するのが最も現実的なウォレット履歴の確認方法ではないでしょうか。
STEPN(ステップン)のウォレット履歴の確認方法は不要の場合も
残念ながら、今のSTEPN(ステップン)に確定申告に有用なウォレット履歴の確認方法はないと思われます。
ただ、そもそも確定申告が不要であればその問題も当面は無視できます。
そして、最近になってSTEPN(ステップン)を始めた人であれば多くは確定申告不要です。
STEPN(ステップン)で獲得した利益の税制上の扱いはまだ不透明なところもありますが、少なくとも雑所得に分類されるのはまず間違いありません。
その雑所得については年間20万円を超えなければ確定申告不要です。
今のSTEPN(ステップン)で稼げる金額は1日あたり多くて1,000円くらい。
始めたばかりならば数十円~数百円程度かと思います。
その稼ぎで20万円を超えられる人はごく少数かと思います。
したがって、大半の人は確定申告そのものがまず不要。
とりあえずはウォレット履歴の確認方法を知らずとも困ることはないはずです。
とはいえ、これはSTEPN(ステップン)暴落の怪我の功名のようなもの。
STEPN(ステップン)の運営にはなんらかのウォレット履歴の確認方法をなるべく早く用意してもらいたいものです。
なお、面倒だからといってそもそも確定申告しないのは言語道断です。
課税対象になった人は必ず確定申告しましょう。
STEPN(ステップン)はウォレット履歴の確認方法があったとしても確定申告は面倒
率直にいって、STEPN(ステップン)のウォレット履歴は確定申告にはあまり役立ちません。
ただ、なんとか履歴を逐一記録している人も中にはいるかもしれません。
しかし、それでもなおSTEPN(ステップン)が確定申告でどういった扱いになるかは明確になっていないことだらけです。
そんな中で今のところ、日々獲得するGSTは「取得時価」で課税対象になるとの説が有力です。
たとえば、ウォレット履歴で5月10日に10GST獲得していたことが分かれば、5月10日次点でのGSTのレートで10GSTの利益を得たとみなします。
一方、STEPN(ステップン)で歩いて稼ぐためにはスニーカーが必須ですが、スニーカーの取得費用は経費にはならないと言われています。
総じて、年間で獲得したGSTを個別に時価で評価した金額が確定申告の計算のベースになるとの見方が一般的です。
どれほど楽観的に見てもかなり面倒と言わざるを得ません。
課税対象になる見込みのある人は今からでも日々のウォレット履歴とGSTのレートは記録しておいたほうがよいかもしれません。
STEPN(ステップン)はウォレット履歴以外の確認方法も不十分
STEPN(ステップン)はウォレットではなく、歩いた履歴も確認できます。
そこでは距離や時間のみならず獲得したGSTもチェック可能です。
ただ、この確認方法もまた3ヶ月程度しか遡れません。
そのため、この方法で履歴を確認しても確定申告には対応できません。
一部にはSTEPN(ステップン)を使っている人は確定申告用に日々のウォレット履歴を記録する帳簿が必要という声も聞かれます。
個人的にはまさかそれはないだろうと考えていました。
しかし、内情を詳しく見るとそれもありえない話しでもありません。
今後、もしSTEPN(ステップン)がかつてのように稼げるようになったら帳簿の作成も真面目に検討したほうがよいかもしれません。
STEPN(ステップン)のウォレットの履歴の確認方法を分かりやすく解説 まとめ
STEPN(ステップン)にはデフォルトでウォレット履歴の確認方法があります。
ただ、保存記録が短すぎて実際にはまったく実用的ではありません。
幸いにしてといってよいかどうか分かりませんが、今のSTEPN(ステップン)はあまり稼げないため多くの人は確定申告も不要です。
しかし、今後もし過去のSTEPN(ステップン)のように稼げるようになったら今のままでは困ります。
ウォレット履歴の確認方法のさらなる充実については今後のSTEPN(ステップン)のアップデートに期待しましょう。