STEPN(ステップン)は歩くことでトークンを稼げるM2E(Move to Earn)の先駆けです。
そんなSTEPN(ステップン)ユーザーの中にはウォレットをインポートして使っている人も少なくありません。
しかし、そもそもSTEPN(ステップン)のウォレットをインポートするとはどういうことなのでしょうか。
また、それにどういったメリットがあるのでしょうか。
そこで今回はSTEPN(ステップン)のウォレットのインポートについて分かりやすく解説していきます。
STEPN(ステップン)のウォレットのインポートを分かりやすく解説
STEPN(ステップン)のウォレットのインポートとは
STEPN(ステップン)のウォレットのインポートとは、汎用ウォレットにSTEPN(ステップン)のウォレットを紐づけることです。
インポート後のSTEPN(ステップン)のウォレットは汎用ウォレットで管理できるようになります。
STEPN(ステップン)でよく使われる汎用ウォレットはPhantomウォレットとMetaMaskです。
ただ、これらはレルム(realm)によって対応状況も違います。
一般的にSOLならばPhantomウォレット、そしてBNBかAPEのユーザーはMetaMaskを使います。
そして当然ながら、STEPN(ステップン)のウォレットをインポートするためには別途それぞれのアプリを用意しなければなりません。
率直にいって、ただSTEPN(ステップン)を始めるだけでもそれなりの手間がかかります。
さらにいえば、実際のところ単にSTEPN(ステップン)を使うだけであればウォレットのインポートは不要です。
STEPN(ステップン)のウォレットが使いづらいということもありません。
もちろんウォレットをインポートすることにメリットも少なくありません。
しかし、それでも個人的には仮想通貨のやり取りに慣れていない人が無理に真似をする必要はないかと思います。
STEPN(ステップン)のウォレットのインポート方法
STEPN(ステップン)のウォレットはシードフレーズを使って汎用ウォレットにインポートできます。
シードフレーズはSTEPN(ステップン)のウォレットに固有の12個の英単語です。
シードフレーズは、はじめてSTEPN(ステップン)を使うときに確認できますし、その後もウォレットメニュー内で随時確認可能です。
それらを汎用ウォレットで入力することでSTEPN(ステップン)のウォレットをインポートできます。
このやり方はPhantomウォレットでもMetamaskでも基本は同じです。
ちなみに、MetamaskはスマホアプリのみならずGoogle Chromeの拡張機能としても利用できます。
PCメインでトークンを管理する場合はそちらの利用がおすすめです。
STEPN(ステップン)のウォレットをインポートするメリット
STEPN(ステップン)のウォレットをインポートするメリットは、さまざまなトークンやNFTを一元管理できることです。
汎用ウォレットにインポートできるアカウントはなにもSTEPN(ステップン)のウォレットだけではありません。
そうした複数のサービスのウォレットを汎用ウォレットで一元管理できることが最大のメリットといえるでしょう。
また、NFTを管理できることも大きな特徴のひとつです。
ただ単にトークンを保管するだけであれば一般的な仮想通貨取引所のウォレットでも事足ります。
しかし、仮想通貨取引所のウォレットのすべてがNFTにまでは対応しているとはかぎりません。
今後、STEPN(ステップン)以外のNFTサービスもするつもりであれば、あえてSTEPN(ステップン)でも汎用ウォレットを使うメリットは小さくないでしょう。
なお参考までに、NFTとは「Non Fungible Token」の略称で、ごく簡単にいえば著作権付きのデジタルアートのようなものです。
たとえば、STEPN(ステップン)のスニーカーもれっきとしたNFTのひとつです。
STEPN(ステップン)のウォレットのインポート後の使い方
STEPN(ステップン)のウォレットを汎用ウォレットにインポートしたあとは、基本的に共有したものと考えて使えます。
STEPN(ステップン)のウォレットで入出金すれば汎用ウォレットにも反映されますし、その逆も然りです。
一方、それとは別に特筆すべきはトークンの変換方式の違いでしょうか。
STEPN(ステップン)のウォレットでトークンを他のトークンへ変換するときは、暗黙の了解で公式が提供しているDOOARと呼ばれる分散型取引所を使うことになります。
対して、汎用ウォレットの場合は自分で利用する取引所を選べます。
多少の手間と知識は必要になりますが、慣れればここもまたSTEPN(ステップン)のウォレットをインポートするメリットといえるでしょう。
STEPN(ステップン)のウォレットをインポートするデメリット
STEPN(ステップン)のウォレットをインポートするデメリットは若干セキュリティの脇が甘くなることです。
汎用ウォレットを使うということは、それだけでパスワードやIDなどの管理対象がどうしても増えてしまいます。
また、仮想通貨取引所のウォレットとは違い汎用ウォレットは完全なるオンラインウォレットです。
それだけにどうしてもセキュリティに若干の不安が残ります。
事実、PhantomウォレットにSTEPN(ステップン)のアカウントをインポートしたユーザーは少し前にハッキングの被害に遭っています。
どういった経緯でユーザー情報が漏れたのかの詳細までは不明です。
ただ、汎用ウォレットには、いわゆるスパムNFTが頻繁に送られてきます。
それこそSTEPN(ステップン)のスニーカーが当選したという内容のものも珍しくありません。
しかも本物と見紛うほど巧妙にできたものばかりです。
おそらくですが、今回の不正アクセスはそうしたスパムに引っかかったことが原因になったのではないでしょうか。
ちなみに、STEPN(ステップン)を装ったスパムは本物と見紛うほど非常に巧妙にできていました。
どうしてもウォレットをインポートして使いたい人は、それらしい通知があっても絶対に騙されないように注意しておきましょう。
STEPN(ステップン)のウォレットのインポートを分かりやすく解説 まとめ
STEPN(ステップン)のウォレットは汎用ウォレットにインポートして使えます。
SOLでよく使われるものはPhantomウォレット、APEやBNBではMetamaskが一般的です。
ただ、ウォレットをインポートして使うためには多少の手間と知識が必要です。
また、先般、PhantomウォレットにインポートしていたSTEPN(ステップン)のユーザーは不正アクセスの被害に遭っています。
STEPN(ステップン)自体はウォレットをインポートせずとも基本的に不便はありません。
個人的にはあまり仮想通貨のやり取りに慣れていない人は無理にウォレットをインポートして使う必要はないのではと思います。