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Uber Eats(ウーバーイーツ)の車の配達を詳しく解説

Uber Eats(ウーバーイーツ)は車で配達できるの?

もしできるのであれば、車での配達を検討したい。

あなたは今、このようにお考えですよね。

Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達と言えば、自転車をイメージする方も多いでしょう。

しかし自転車では時間がかかるし、疲れてしまうという方もいるため、Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達を車でしたいという方もいるのではないでしょうか。

Uber Eats(ウーバーイーツ)の車の配達を詳しく解説

Uber Eats(ウーバーイーツ)は車で配達できるの?

結論を言うと、Uber Eats(ウーバーイーツ)は車で配達することができます。

Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナーの登録ページを確認すると、3つの配達方法が記載されています。

  • 徒歩または自転車
  • 原付バイク(125cc以下)
  • 軽自動車またはバイク(125cc超)

自転車だけでなく、原付や徒歩そして車での配達も可能です。

過去Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達は、「軽貨物」という配達に特化した車でしか認められていませんでした。

法改正により2022年10月27日から、軽自動車でも事業用車両として認められています。

しかし軽自動車があれば、すぐに配達に利用できるのではなく、貨物軽自動車運送事業のルールに基づいて、営業ナンバーの取得が必要になります。

すでにUber Eats(ウーバーイーツ)の配達を行っている人は、さらに公式に登録している配達方法の変更手続きが必要になります。

新規ユーザーも、配達方法の指定を行い、車の配達に必要な書類を提出します。

Uber Eats(ウーバーイーツ) 車の配達における登録・手続きを怠ることは厳禁

Uber Eats(ウーバーイーツ)で車の配達を始めるために必要な、営業ナンバー取得のための登録や、公式による配達方法の変更手続きは必ず行いましょう。

もし営業ナンバーを取得していない車を配達に使うと、貨物自動車運送事業法違反となってしまいます。

3年以下の懲役、もしくは300万円以下の罰金という非常に重い刑罰が下され、懲役刑になってしまった場合、懲役終了から5年経過しなければあらたに申請もできなくなります。

またUber Eats(ウーバーイーツ)公式でも、登録していない配達方法の利用は禁止されており、たとえ営業ナンバーの取得が済んでいる車であっても利用できません。

万が一発覚すればアカウントBANのペナルティが課せられて、Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナーとして活動ができなくなります。

刑事罰やアカBANのリスクがあるため、Uber Eats(ウーバーイーツ) の車での配達に必要な登録や手続きを怠ることは厳禁です。

Uber Eats(ウーバーイーツ) 車の配達は「軽貨物車両」の登録から

Uber Eats(ウーバーイーツ)を車で配達するために、まずは軽貨物車両の登録を行い、営業ナンバー(黒ナンバー)を取得しなければいけません。

営業ナンバーは、車検証(自動車検査)で用途の項目が「貨物」となっている軽自動車であれば、たとえ軽乗用車であっても取得できます。

軽貨物車両の登録には、以下の書類が必要です。

  • 登録する軽貨物車両
  • 運転免許証
  • 車検証のコピー
  • 貨物軽自動車運送事業経営届出書(窓口から入手できる)
  • 運賃料金設定届出書及び運賃料金表

費用は2000円程度になります。

申請は管轄の運輸支局ならびに軽自動車検査協会に、営業ナンバーを取得するための届け出を行いましょう。

まず所轄の運輸支局にて書類作成を行います。

作成した書類を持参して軽自動車検査協会で書類の記入や提出、ナンバープレートの返納をすれば、黒ナンバーが発行されます。

なお申請から開業までは、最短で1日程度とスピーディに開始できます。

Uber Eats(ウーバーイーツ)を車の配達に変更する

営業ナンバーの取得を済ませたら、つづいてUber Eats(ウーバーイーツ)に登録している配達方法を車に変更しましょう。

Uber Eats(ウーバーイーツ)の「車種または車両モデルを更新する」のページから、車の配達に変更したいことを入力して、必要書類をアップロードしましょう。

なお車での配達に変更した場合は、自転車や徒歩での配達はできなくなります。

すでに車での配達を行っていて配達方法を自転車や徒歩に変更する場合も、配達の変更方法は必要ですが、必要書類の提出は必要ありません。

Uber Eats(ウーバーイーツ) 車の配達における注意点

5ナンバーは車検証記載用途を変更する構造変更が必要になる

軽自動車であっても5ナンバーの場合は、Uber Eats(ウーバーイーツ)で利用するために車の積載量を確保しなければいけません。

後部座席やスペアタイヤを取り除くための構造変更が必要になりますので、専門業者へ依頼しましょう。

軽貨物車両用の任意保険に加入しなければいけない

最後、Uber Eats(ウーバーイーツ)で軽自動車を利用するために、事業用の任意保険に加入しなければいけません。

個々に異なりますが、1ヶ月あたり15,000円前後を予定しておきましょう。

Uber Eats(ウーバーイーツ)の車の配達におけるメリット・デメリット

最後、Uber Eats(ウーバーイーツ)を車で配達するメリットは、天候や体調に左右されないこと、料理がこぼれたりするリスクが低いことです。

一方デメリットは、小回りが利かなくなる、ガソリン代や保険料などのコストがかかる、駐車スペースの確保を意識しなければいけないことがあげられます。

メリットばかりに見える車の配達ですが、デメリットもあり、配達パートナーのコストや作業の効率に悪影響をおよぼす可能性も考えられます。

Uber Eats(ウーバーイーツ)で車の配達を行う場合は、デメリットを意識したうえで検討することをおすすめします。

Uber Eats(ウーバーイーツ)の車の配達を詳しく解説まとめ

Uber Eats(ウーバーイーツ)の車での配達について解説しました。

軽自動車をお持ちの方は、Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達に利用できますが、運輸局や軽自動車検査協会での登録・申請によって営業ナンバーを取得しなければいけません。

またUber Eats(ウーバーイーツ)での配達方法の変更手続きや、事業用の任意保険への加入も必要になります。

なお5ナンバーについては、自動車の構造自体を変更しなければいけないため、専門業者へ依頼しましょう。

車での配達は、メリットがありますが、それを上回るデメリットもあるため、きちんと検討したうえでUber Eats(ウーバーイーツ)でのご利用を検討してください。