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STEPN(ステップン)の中国禁止を分かりやすく解説

STEPN(ステップン)は歩くことでトークンを稼げるM2E(Move to Earn)の先駆けです。

実は少し前、そんなSTEPN(ステップン)は中国での利用が禁止されました。

しかし、なぜ中国での利用は禁止されなければならなかったのでしょうか。

また、STEPN(ステップン)全体にどのような影響を及ぼしたのでしょうか。

そこで今回はSTEPN(ステップン)の中国禁止について分かりやすく解説していきます。

STEPN(ステップン)の中国禁止を分かりやすく解説

STEPN(ステップン)は中国での利用を禁止

現在、STEPN(ステップン)は中国での利用を禁止しています。

IPアドレスやGPSの位置情報で中国在住とみなされるとそのアカウントについては以降、STEPN(ステップン)でのGPS機能を停止することになりました。

GPS機能停止はすなわち、STEPN(ステップン)でトークンを稼げなくなることを意味しますから、これは事実上の禁止です。

STEPN(ステップン)は比較的自由で、不正が発覚しても凍結されることまではそうそうありません。

一方で、中国での利用に関しては極めて厳しい対応と言わざるをえないでしょう。

この禁止措置はおそらく旅行やビジネスで中国を訪れているだけでも対象になります。

もし一時的に中国に滞在することになってもSTEPN(ステップン)は起動しないほうがよいかもしれません。

STEPN(ステップン)が中国を禁止した理由は規制対応

STEPN(ステップン)が中国での利用を禁止したのは表向き「規制対応」とされています。

中国は今年に入ってから暗号資産やNFTに対する規制を強化しました。

これはSTEPN(ステップン)にかぎらず、これらに関連するビジネスやアプリ全般です。

STEPN(ステップン)自身もそれに対応した禁止措置と公言しています。

また、加えて「そもそも中国での利用を想定して作っていない」とまで言っています。

つまり、今までは中国在住者がSTEPN(ステップン)を勝手に利用していたのを看過していたが、これからは規制強化に対応して能動的にペナルティを追加したということです。

ただ、あくまでも推測ですが、これは「表向き」の理由であって、今回の禁止にはまた別の狙いがあるのではと思われます。

STEPN(ステップン)が中国を禁止した狙い

STEPN(ステップン)が中国を禁止したのは、中国による仮想通貨に対する規制強化が表向きの理由です。

ただ、個人的にはSTEPN(ステップン)はマーケット正常化も狙ったのではないかと考えています。

STEPN(ステップン)には、スニーカー2足を掛け合わせて新たなスニーカーを生み出すMINT(ミント)と呼ばれるシステムがあります。

元になったスニーカーは失われず存続します。

そして、このMINT(ミント)を利用して、生み出したスニーカーをマーケットで売るだけのユーザーが続出しました。

こうしたユーザーはミント工場と呼ばれ、主に中国ユーザーがミント工場を運営していたと言われています。

しかし、ミント工場はSTEPN(ステップン)のマーケットの需給を著しく乱します。

そのため、STEPN(ステップン)は規制対応を建前にミント工場を事実上禁止したのではないかと思われます。

事実、中国の禁止に続けて、STEPN(ステップン)はMINT(ミント)に際して触媒が必要になる新たなシステムも実装しました。

そうしたこともマーケット正常化が中国禁止の真の狙いだったのではという憶測を補強します。

もっとも、仮にそうだったとしたらこの狙いは想定以上の結果を出して自らの首を締めることになったといえます。

STEPN(ステップン)の中国禁止の影響

STEPN(ステップン)の中国禁止はマーケットに極めて大きなインパクトを与えました。

実際の禁止措置は7月15日実施でしたが、予定は5月下旬に公表されました。

そのタイミングでGSTは急落。

多少の反発はしつつも下げ止まらず、現在のGSTは中国禁止発表前の1/100程度になっています。

SOLやBNBなどSTEPN(ステップン)関連のトークンもまた1/100とまではいかずとも半値以下になっています。

さすがにここまでの暴落はSTEPN(ステップン)の運営も想定していなかったのではないでしょうか。

ただ、これは悪いことばかりでもありません。

STEPN(ステップン)を始めるための初期費用が中国禁止をきっかけにしてかなり下がったのです。

STEPN(ステップン)を始めるためには最低1足のスニーカーが必須です。

たとえば、SOLでスニーカーを購入する際に中国禁止前は12SOLほどがマーケットでの相場でした。

それが現在はおよそ1.2SOLほどで購入できます。

そしてSOLの価格自体も禁止発表前後ではかなりの違いがあります。

中国禁止の発表直前のSOLは日本円換算でおよそ12,000円ほど。

STEPN(ステップン)を始めるためにスニーカー1足を調達するにも12SOL×12,000円=14万4,000円が必要でした。

一方で、現在ならば1.2SOL×5,000円=6,000円ほどです。

かなりSTEPN(ステップン)を始めるためのハードルが下がったといえるでしょう。

STEPN(ステップン)の中国禁止に撤回はありえるか

STEPN(ステップン)が中国禁止を撤回することはまずありえないと思われます。

ただ、最近になってSTEPN(ステップン)は香港に新オフィスを開設しました。 そして香港は中国です。

ここから、STEPN(ステップン)は中国を事実上禁止にしておきながら、一方で中国ユーザーの復帰をある程度望んでいることが窺われます。

これはあくまでも邪推ですが、中国禁止のマーケットに与えたインパクトが想定以上に大きく、また長引きすぎたのでしょう。

しかし、香港は中国本土に比較すればある程度の自治権があるとはいえ、難しいエリアに変わりありません。

また、いったん離れた中国ユーザーがすぐに戻ってくるとも思えません。

ここからSTEPN(ステップン)がどう動くのかは注意が必要ではないでしょうか。

個人的には、STEPN(ステップン)も一般のゲームのようなカムバックキャンペーンでも開催すればよいのにと思います。

ただおそらくは、そもそもログインボーナスがないSTEPN(ステップン)は仕様上、それも難しいのでしょう。

STEPN(ステップン)の中国禁止を分かりやすく解説 まとめ

STEPN(ステップン)は中国での利用を禁止しています。

実際の禁止措置は7月でしたが、計画を発表した5月下旬にマーケットは暴落。

それ以降、STEPN(ステップン)関連のトークンは下げ止まらず低価格で推移しています。

ただ、反面、新規参入者にとっては初期費用が極めて安くなったという恩恵もありました。

いまのSTEPN(ステップン)はお世辞にも稼げるとはいえませんが、興味のある人は気軽に始められるチャンスといえるのではないでしょうか。