仮想通貨(暗号資産)で自動売買(EA)は使えるの?
自動売買(EA)が使えるとしたら、どのように設定すればよいのかを知りたい。
あなたは今、このようにお考えですよね。
仮想通貨(暗号資産)の自動売買(EA)は、あらかじめトレードルールを設定し、ルールに則り自動的にトレードを行うトレードシステムをさします。
仮想通貨(暗号資産)の自動売買(EA)を分かりやすく解説
仮想通貨(暗号資産)の自動売買(EA)は以下の方におすすめです。
- まだ仮想通貨(暗号資産)のトレード手法を確立していない初心者
- つい感情に流されてトレードルールを無視してしまう方
- 仮想通貨(暗号資産)トレードにまとまった時間を確保できないスキャルピングユーザー
自動売買(EA)の利用により、トレードルールに則った仮想通貨(暗号資産)売買を行うことができます。
トレードルールに沿ったトレードを重ね、フィードバックした結果を次回のトレードに活かすことが自動売買(EA)の目的です。
裁量トレードも自動売買(EA)と同じく手動トレードであるものの、トレードを繰り返し結果を検証することで勝ちやすくなります。
しかし自動売買(EA)と比較すると裁量トレードは、トレード頻度の高さとルール遵守の確実性において差ができてしまいます。
自動売買(EA)は仮想通貨(暗号資産)トレードを確実に行いフィードバックできるため、正確なトレード結果を取得するために役立つと言えるでしょう。
仮想通貨(暗号資産)の自動売買(EA)の使い方
仮想通貨(暗号資産)の自動売買(EA)の使い方は、取引所ごとに差があるものの、基本的には以下のプロセスで行います。
- 使い方1:自動売買(EA)が認められている取引所でアカウント登録と口座開設を完了する
- 使い方2:外部の自動売買(EA)サービスからソフトを入手する
- 使い方3:仮想通貨(暗号資産)取引所でAPIコードを発行し、自動売買(EA)ソフトへ設定する
自動売買(EA)を利用したい取引所のアカウント登録や口座開設は、各取引所ごとの手順に沿って行いましょう。
初心者は自動売買(EA)の使い方の流れが把握できていないと考えられますので、こちらでは使い方2と3について具体的に解説していきます。
仮想通貨(暗号資産)の自動売買(EA)ソフトを入手する方法
仮想通貨(暗号資産)の自動売買(EA)ソフトを入手する方法には、3種類あり個々の熟知度やニーズによって選択するシステムトレードソフトは異なります。
たとえば仮想通貨(暗号資産)のトレード手法を確立しているだけの方と、トレード手法を確立しているうえPythonなどによるプログラミングで自動売買(EA)を自分で構築できる方では、利用できる自動売買(EA)の幅が異なります。
では具体的にどのような方に、どのような自動売買(EA)が適しているのかを以下にまとめました。
- パッケージ化されている自動売買(EA)を取得する方法:Pythonなどのプログラミングの知識も、仮想通貨(暗号資産)のトレードの知識もない
- 簡易的に自動売買(EA)を自作する方法:Pythonなどのプログラミングの知識はないが、仮想通貨(暗号資産)のトレード手法を確立している
- 自動売買(EA)を自作する方法:Pythonなどのプログラミングを熟知し、仮想通貨(暗号資産)のトレード手法を確立している
仮想通貨(暗号資産)と自動売買(EA)初心者はパッケージ化されているソフトがおすすめ
仮想通貨(暗号資産)とプログラミングの知識がない初心者には、パッケージ化されている自動売買(EA)をダウンロード・インストールして利用するのがおすすめです。
1からプログラミングを習得するのは時間・労力ともに必要で、さらに仮想通貨(暗号資産)の知識がないともなれば、自作するのはあまりにもハードルが高すぎてしまいます。
パッケージ化されている自動売買(EA)を導入すれば、プロのトレード手法による仮想通貨(暗号資産)トレードを自動で行うことができます。
開発済みの自動売買(EA)には無料と有料版が用意されていますが、無料だから粗悪で有料だから優良とは限りません。
自動売買(EA)の選び方は、ドローダウンの最大値やプロフィットファクタなどのスペックや、実際のユーザーの口コミが参考になるでしょう。
仮想通貨(暗号資産)初心者は、トレードの知識も不足している可能性があるため、まずは試しに無料版の自動売買(EA)を試し、慣れてきたころ有料版へ乗り換える方法がおすすめです。
自動売買(EA)選びでの注意点は、各取引所で利用できるシステムトレードソフトが異なることですので、適合するソフトであるのかをあらかじめご確認のうえご利用ください。
bitFlyer・Bitbank・Coincheckなどの仮想通貨(暗号資産)取引所では、自動売買(EA)の利用を認めています。
仮想通貨(暗号資産)のトレード手法を確立している方は簡易自動売買(EA)ソフトが適している
簡易作成タイプの自動売買(EA)ソフトは、すでに組み込まているトレードのロジックを自分でカスタマイズすることで、オリジナルのトレード手法でシステムトレードができます。
自動売買(EA)ソフトのロジックや売買条件を追加や変更するだけでトレード条件をカスタマイズできます。
Pythonなどのプログラミングはわからないけれど、すでに仮想通貨(暗号資産)のトレード手法を確立している方が重宝する自動売買(EA)の利用方法と言えます。
利用方法は、簡易作成タイプの自動売買(EA)をダウンロード・インストールし、仮想通貨(暗号資産)トレードのロジックや売買手法を設定し、活用してください。
上級者は仮想通貨(暗号資産)の自動売買(EA)の自作することも可能
Pythonなどのプログラミングを習得しており、すでに仮想通貨(暗号資産)のトレード手法を確立している方は、自動売買(EA)を自作することも可能です。
ソースコードの記述で自動売買(EA)のロジックを構築・設定し、デバックや実行するためのクラウド環境構築など、かなり大掛かりな作用が必要です。
仮想通貨(暗号資産)取引所でAPIコードの発行⇒自動売買(EA)を設定する方法
自動売買(EA)の取得を完了したら、仮想通貨(暗号資産)取引所でAPIコードを設定します。
まずは仮想通貨(暗号資産)取引所でAPIコードを発行・取得し、自動売買(EA)ソフトへ入力・設定しましょう。
これで自動売買(EA)による仮想通貨(暗号資産)トレードを行うことができます。
仮想通貨(暗号資産)の自動売買(EA)を分かりやすく解説まとめ
仮想通貨(暗号資産)の自動売買(EA)の利用方法について、システムトレードの選び方や設定方法について解説しました。
トレード1回あたりの損益を気にしすぎてしまい、ついつい感情に流されたトレードをしてしまう方は少なくありません。
仮想通貨(暗号資産)で利益を獲得するためには、フィードバックを検証することが必要で、そのためには多くの取引を繰り返し、勝ちトレードだけでなく負けトレードの結果も必要です。
トレードの検証結果を確実に取得するために自動売買(EA)は非常に重宝し、長い目で見て仮想通貨(暗号資産)の利益獲得に役立つと言えるでしょう。