ゼロからはじめる暗号資産

仮想通貨(暗号資産)に関する情報を発信しています

仮想通貨(暗号資産)の両建てを分かりやすく解説

f:id:zero_requiem21:20201010031241j:plain

仮想通貨(暗号資産)の両建てはできるの?

取引所によっては両建てが禁止されているようだけれど、国内取引所で可能なのはどこ?

仮想通貨(暗号資産)の両建てのやり方や、注意点を知りたい。

あなたは今、このようにお考えですよね。

仮想通貨(暗号資産)はボラリティがあることから、短期間で利益獲得を狙いやすい投資方法のひとつです。

そこでトレード手法のひとつ、両建てを利用したい方もいるのではないでしょうか。

仮想通貨(暗号資産)の両建てを分かりやすく解説

仮想通貨(暗号資産)の両建てとは、同じ銘柄の買いポジションと売りポジションを同じタイミングでエントリーする方法です。

両建ての利用シーンは、これから相場が上昇するのか、それとも下降するのかを予測できないときに、買いポジションを売りポジションを建てて今後の動きに備えます。

買いレートと売りレートは相対すると言われており、一度に買い・売りポジションを建てることで損益0の状態を維持できます。

損益0の状態では、メリットもデメリットもありません。

仮想通貨(暗号資産)の相場の方向が明確になった時点で、損失ポジションは損切りし、利益のポジションを維持することで利益獲得を狙うのが、両建ての目的です。

海外取引所の多くは両建てが認められていますが、金融庁認可の国内取引所ではできるのでしょうか。

仮想通貨(暗号資産)の両建ては認められているの?

仮想通貨(暗号資産)の両建ては、取引所ごとに認められているのかどうかは異なります。

まず両建ては、レバレッジ取引の手法ですので、現物取引では行うことができません。

また両建てを認めている仮想通貨(暗号資産)取引所であることも必要です。

そのような条件を踏まえると、金融庁に規制を受けていない大手国内仮想通貨(暗号資産)取引所の中で、レバレッジ取引に対応している取引所は以下の通りです。

  • DMM Bitcoin
  • GMOコイン
  • Zaif

コインチェックとビットバンクは、以前まで仮想通貨(暗号資産)のレバレッジ取引に対応していましたが、現在はサービスを終了しています。

bitFlyerは両建てを認めていないためできません。

よって国内取引所で両建てを行うときは、DMM Bitcoin・GMOコイン・Zaifの3社を利用しましょう。

仮想通貨(暗号資産)の両建てのやり方

仮想通貨(暗号資産)の両建てのやり方は、各仮想通貨(暗号資産)取引所で、同じ銘柄の買い注文と売り注文をほぼ同じタイミングで行います。

本当は同じタイミングで行うのがベストですが、1注文あたりポジションひとつしか注文できませんので、100%同じタイミングで両建てのポジションを建てるのは不可能と言えるでしょう。

ほぼ同じタイミングで約定させたいため、成行注文を利用するのが、両建ての一般的なやり方です。

Zaif・DMM Bitcoin・GMOコインの具体的な両建てのやり方

Zaifは、FX Airの注文フォームで、買い注文と売り注文をなるべくスピーディに行います。

両建ての決済方法は、新規決済注文を行うのではなく、ストップやリミットを設定して行いましょう。

DMM Bitcoiでは、すでにポジションを保有している場合に、反対売買すると決済注文として認識されてしまい両建てできません。

「FIFO」ボタンをOFFの状態で注文すれば、すでに保有しているポジションがあったとしても決済されずに両建てすることができます。

ただしGMOコインのビットレくんでは両建て機能が備わっており、両建てのON・OFFの切替で、両建てポジションを建てることができます。

決済方法も両建てボタンをOFFに設定し「決定」するだけですので、誰でも簡単に両建てできるのではないでしょうか。

このように仮想通貨(暗号資産)の両建てのやり方や操作方法は取引所ごとに異なりますが、基本的な考え方は変わりません。

同じタイミングで同じ銘柄の買いポジションと売りポジションを建てることが、両建ての基本的なやり方です。

仮想通貨(暗号資産)の両建てはスプレッドとスワップポイントが2倍になることに注意

仮想通貨(暗号資産)の両建ては、一度に買いポジションと売りポジションを建てるため、2ポジションのスプレッドとスワップポイントが発生します。

両建てはトレードの損益は0である一方、トレードコストとして手数料は発生することにご注意ください。

スプレッドは、同一銘柄の買値と売値の差額をさし、レバレッジ取引のトレードコストとして注文や決済ごとに発生します。

スワップポイントはポジション管理費をさし、レバレッジ取引のトレードコストとして、一般的には1日1回、0.04%程度発生します。

ただしZaifのスワップポイントは、2時間おき、1日12回も発生し、手数料として支払わなければいけないパターンと、利益として獲得できることがあります。

Zaifにはもうひとつ「日次手数料」と言う名目で1日0.039%が発生しますが、こちらが他社のスワップポイントに該当する手数料として考えられています。

仮想通貨(暗号資産)取引所ごとにスワップポイントの設定は異なることと、両建てでは買いポジションと売りポジションそれぞれにスプレッドとスワップポイントが発生することにご注意ください。

スワップポイントは時間や日をまたぐごとに徐々に証拠金を減らしていきます。

スプレッド負担が倍になる両建ては、急激な相場変動によってスプレッドが拡大すると、含み損によって証拠金割合が低下し、ロスカットリスクが高まります。

よって仮想通貨(暗号資産)の両建てでは、ロスカットに備えてじゅうぶんな証拠金を用意しておきましょう。

仮想通貨(暗号資産)の両建てを分かりやすく解説まとめ

仮想通貨(暗号資産)の両建てについて解説しました。

国内仮想通貨(暗号資産)取引所の中には、両建てを認めていない業者が存在しますので、レバレッジ取引に対応している業者なのか、両建てが禁止されていない業者なのかを確認しましょう。

両建てが認められていない場合は、買いポジションを建て、つづいて売り注文を行った場合に両建てと認識されず、決済注文が執行されてしまいますのでご注意ください。

国内仮想通貨(暗号資産)取引所は、ゼロカット悪用の心配がないため他業者との両建てが認められているパターンも多いです。

ただし2つのポジションを保有することによる両建てによって大損する可能性もありますので、慎重なトレードを心がけてください。

特に両建てを行う場合は、スプレッドの拡大や徐々に証拠金を削っていくスワップポイントに備えて口座に十分な証拠金を用意し、ロスカットリスクに備えましょう。

仮想通貨(暗号資産)の相場の方向性を見いだせるまで、損益0円で維持できる両建てですが、両建ての段階では利益は発生しません。

両建てを解除してからが、仮想通貨(暗号資産)トレードの勝負時とこころえておきましょう。