GMOコインは国内最大級の仮想通貨(暗号資産)取引所のひとつ。
レバレッジ取引もできるため少額の資金で大きな利益を狙うことも可能です。
しかし、いくら利益が出せたとしても出金方法が面倒ではその使い勝手も大きく損なわれてしまいます。
また、出金手数料が高かったり出金の反映時間が遅かったりしても問題です。
そこで今回はGMOコインの出金方法・出金手数料・反映時間について分かりやすく解説していきます。
GMOコインの出金方法・出金手数料・反映時間を分かりやすく解説
GMOコインの出金方法・出金手数料・反映時間【日本円】
GMOコインの出金方法には日本円と仮想通貨(暗号資産)の2種類があります。
まずは日本円による出金方法を見ていきましょう。
日本円での出金方法にはまず、出金先の銀行口座の登録が必要です。
入出金→出金と進んで出金先口座を登録しましょう。
登録に必要な情報は「金融機関名」「支店名」「預金種別」「口座番号」「名義」です。
とくに難しいところはないでしょう。 登録が済めば次は具体的な出金方法です。
といっても、なんのことはありません。
出金したい金額を入力して二段階認証を済ませるだけです。
なお、上記画像では出金手数料は0円となっていますが、これはつねに0円です。
GMOコインでは金額いかんにかかわらず日本円の出金手数料は無料です。
出金の反映時間はGMOコインに出金を依頼したタイミングによります。
金融機関の営業日の17時までの出金依頼の反映時間は翌営業日。
17時以降の場合の反映時間は翌々営業日です。
土日は金融機関が営業していないため反映時間も週末明けの翌営業日となります。
GMOコインで初めての出金してみたけど、手数料無料はいいね! しかし翌日まで待たないといけないという謎の時間稼ぎw
— カメセンニン (@wx321j2016) March 28, 2019
GMOコインはリアルタイム入金はできますが、出金方法についてはどうしてもいくらかの時間がかかってしまいます。
日本円の出金はある程度時間の余裕をもって依頼しておくようにしましょう。
ちなみに、当日17時までの出金はキャンセル可能です。
これは一度確定した出金をキャンセルして返金を求める組戻しとは異なります。
17時までの出金キャンセルはGMOコイン側での出金処理のキャンセルです。
GMOコインの出金方法・出金手数料・反映時間【仮想通貨(暗号資産)】
GMOコインは日本円のほか出金方法として仮想通貨(暗号資産)も選べます。
具体的な出金方法は以下のとおり。 まずは入出金のメニューから出金したい仮想通貨(暗号資産)を選びましょう。
その後、上部のメニューから「送付」を選択します。
あとは日本円の出金方法と同じです。
出金したい仮想通貨(暗号資産)の数量を指定して二段階認証を済ませればGMOコインへ出金を依頼できます。
また、このとき出金先が未登録の場合は宛先を登録しておきましょう。
ニックネームは自由に決められます。
「bitflyer」など出金先が分かりやすい名前にしておきましょう。
出金手数料についてはGMOコイン側では無料です。
ただし、受け取り側の取引所またはウォレットで別途出金手数料がかかる場合があります。
出金の反映時間は最短で30分です。
(※ ビットコインの場合)
ただし、出金の反映時間もまたGMOコインだけでは決まりません。
出金先の着金処理タイミングまたはブロックチェーンのトランザクションの状況によってはさらに反映時間が遅くなることもあります。
GMOコインの出金方法・出金手数料・反映時間の詳細条件
GMOコインは出金方法によって出金手数料・反映時間以外にも細かな条件が異なります。
具体的な出金方法による条件の違いは以下のとおり。
【日本円】
・受付時間:06時15分~17時00分、18時~05時45分
・最低出金額:10,000円/回
・最高出金額:1,000万円/回
最高出金額はあくまでGMOコイン側の金額です。
受取側で最高入金額の上限がある場合は、そちらが事実上の最高出金額となります。
【仮想通貨(暗号資産)】
・受付時間:24時間365日
・最低出金額:0.02BTC/回
・最高出金額:10BTC/日
最低出金額と最高出金額、そして反映時間は出金する仮想通貨(暗号資産)の種類によって異なります。
出金手数料は仮想通貨(暗号資産)にかかわらず無料です。
GMOコインの出金方法の注意点
GMOコインの出金方法として仮想通貨(暗号資産)を利用するときはアドレス間違いに注意しましょう。
GMOコインでは日本円の出金方法で宛先を間違ったとしても、組戻しで資金の返金を求められます。
(別途、手数料と時間がかかります)
しかし、仮想通貨(暗号資産)の出金ではそういった組戻しは不可能です。
一度誤ってGMOコインから出金してしまった仮想通貨(暗号資産)は失われてしまいます。
取引所によっては出金のキャンセルができるとこともありますが、GMOコインではできません。
GMOコインで出金方法として仮想通貨(暗号資産)を選んだ場合は、出金先を誤らないように特に注意しておきましょう。
GMOコインの出金方法・出金手数料・反映時間を他社と比較
GMOコインの出金方法・出金手数料・反映時間を他社と比較してみましょう。
【出金方法】
・GMOコイン・・・日本円、仮想通貨(暗号資産)
・Bitflyer・・・日本円、仮想通貨(暗号資産)
・Coincheck・・・日本円、仮想通貨(暗号資産)
出金方法については取引所によるバリエーションの違いはありません。
いずれも日本円、仮想通貨(暗号資産)の出金方法が用意されています。
【出金手数料 (日本円)】
・GMOコイン・・・無料
・Bitflyer・・・540円or756円
・Coincheck・・・407円
出金手数料はGMOコインのみが無料です。
また、他社は仮想通貨(暗号資産)の出金にも出金手数料がかかります。
入出金のコストに関してはGMOコインが圧倒的に優れているといってよいでしょう。
GMOコインって出金手数料無料なの... 優しい...
— ぶーちゃん (@boocham_bot) June 30, 2020
【反映時間 (日本円)】
・GMOコイン・・・翌営業日または翌々営業日
・Bitflyer・・・当日または翌営業日
・Coincheck・・・翌営業日または翌々営業日
日本円の出金の反映時間はBitflyerが最速です。
一方で、出金方法として仮想通貨(暗号資産)を選んだ際の反映時間はGMOコインも他の取引所も大差ありません。
ただし、仮想通貨(暗号資産)の出金反映時間はトランザクションの混雑状況により変動します。
これはGMOコイン以外の取引所を使う場合でも同様です。
そういったときはマイナーへ支払うマイニング手数料を高めに設定しましょう。
GMOコインの出金方法・出金手数料・反映時間を分かりやすく解説 まとめ
GMOコインの出金方法は日本円と仮想通貨(暗号資産)の2種類。
出金の反映時間は日本円は翌営業日または翌々営業日。
仮想通貨(暗号資産)は最短で30分です。
出金手数料についてはGMOコインは日本円と仮想通貨(暗号資産)のいずれでも無料です。
GMOコインのように出金手数料が無料な取引所は多くはありません。
口座管理にコストをかけたくない人にとってGMOコインは非常に使いやすい取引所といえるでしょう。