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GMOコインの追証とロスカット・証拠金維持率を分かりやすく解説

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GMOコインは4倍のレバレッジが使える国内最大級の仮想通貨(暗号資産)取引所。

そんなGMOコインで初めての仮想通貨(暗号資産)FXをしてみようという人も多いのではないでしょうか。

しかし、安全にトレードするには追証・ロスカット・証拠金維持率の考え方が欠かせません。

それらの知識なしに仮想通貨(暗号資産)のレバレッジ取引(FX)をするのはあまりにも無謀です。

そこで今回はGMOコインの追証・ロスカット・証拠金維持率について分かりやすく解説していきます。

GMOコインの追証・ロスカット・証拠金維持率を分かりやすく解説

GMOコインの追証・ロスカット・証拠金維持率の関係性

GMOコインの追証・ロスカット・証拠金維持率の概要は以下のとおりです。

・追証・・・ポジション維持のために追加で入金する証拠金

・ロスカット・・・GMOコインによる強制的なポジション決済

・証拠金維持率・・・必要証拠金に対する有効証拠金の割合

なお、GMOコインは現物取引もできますが、そちらに追証・ロスカット・証拠金維持率といった考え方はありません。

追証・ロスカット・証拠金維持率はレバレッジ取引にかぎって必要となるものです。

GMOコインは追証なしにロスカット

GMOコインは追証の請求なく自動的にロスカットされます。

為替FXなどの場合、追証が発生しても一定期限内に入金すればロスカットを回避できます。

しかし、GMOコインにそのような猶予はありません。

証拠金維持率が一定値を下回ると追証を入金する暇もなく機械的にロスカットされてしまいます。

GMOコインでロスカットされる証拠金維持率は利用するサービスによって以下のように異なります。

・取引所(レバレッジ取引)・・・証拠金維持率30%

・暗号資産FX・・・証拠金維持率75%

また、取引所でのレバレッジ取引に関しては証拠金維持率以外にもロスカットレートを自由に設定できます。

これは言い換えれば、取引所に関しては「証拠金維持率」と「ロスカットレート」の2種類のロスカットルールがあるということです。

なお、GMOコインのロスカットは成行注文で執行されるためTakerの取引手数料がかかります。

さらに取引所のレバレッジ取引の場合はロスカット手数料まで別途とられてしまいます。

追証がないとはいえ、無駄な手数料を支払わずに済むように証拠金維持率は慎重に管理しましょう。

GMOコインは追証なしだがロスカットの結果いかんでは不足金の支払いが必須

GMOコインは追証がない、というのは実はあまり正確ではありません。

GMOコインは公式サイトにて「追加証拠金制度(=追証)はない」と明言しています。

しかし、それに加えて以下のような注意書きも示しています。

要するにロスカットが間に合わず口座残高以上の損失が出た場合、そのマイナス損失はトレーダーが支払わなければならないのです。

つまりは結局のところ、GMOコインではポジションがロスカットされたにもかかわらず追加で証拠金を入金(=追証)しなければならないことがあるのです。

したがって、厳密に言えばGMOコインには「追加証拠金制度」はないが、「追証」はあるということになります。

「GMOコインは追証がない」と言えば聞こえは良いですが、それをもって借金を作ってしまう可能性がないわけではありません。

「追証なし=借金のリスクゼロ」ではないので注意しましょう。

GMOコインの追証・ロスカット・証拠金維持率の計算方法

ここまで、あまり詳しい説明もなくGMOコインの追証・ロスカット・証拠金維持率について解説してきました。

ここからは具体的な証拠金維持率の計算方法とロスカットの流れを見ていきましょう。

GMOコインの証拠金維持率は以下のように求められます。

・証拠金維持率=必要証拠金÷有効証拠金×100

必要証拠金とはポジションを維持するために最低限必要な証拠金。

GMOコインのレバレッジは4倍なので、以下の計算式で計算できます。

・必要証拠金=数量×レート÷4

たとえば、10万円分(数量×レート=10万円)の仮想通貨(暗号資産)を購入する際の必要証拠金は25,000円です。

これはGMOコインの取引プラットフォーム上では「拘束証拠金」と呼ばれます。

そして、有効証拠金は「時価評価総額」と口座残高の合計値です。

名前からも想像できるとおり、GMOコインの時価評価総額は保有ポジションの評価額です。

そのため、仮想通貨(暗号資産)市場の状況次第で有効証拠金は上下します。

冒頭で解説したようにGMOコインの証拠金維持率は必要証拠金と有効証拠金の割合です。

したがって、含み損が大きくなるほど証拠金維持率も低くなっていきます。

その結果として、ロスカットレベルにまで証拠金維持率が下がると追証なしに強制的なポジション決済が発動するのです。

GMOコインの追証・ロスカット・証拠金維持率の為替FXとの違い

GMOコインの追証・ロスカット・証拠金維持率の考え方のベースは為替FXです。

しかし、為替FXの追証とGMOコインのそれには発生タイミングに下記のような違いがあります。

・為替FX・・・追証が発生後、期限内に入金がないとロスカット

・GMOコイン・・・証拠金維持率がロスカットレベルを下回ると即時ロスカット

万が一、ロスカットの結果として口座残高以上の損失が出た場合、追加で証拠金を入金する必要があることは共通です。

こうして見ると分かるように、為替FXの追証とGMOコインのそれとの違いは単にロスカットの発生タイミングだけです。

つまり、GMOコインに追証がないというのは、言い換えれば追加証拠金を入金して証拠金維持率を回復する猶予がないというだけのことなのです。

なお、ロスカットと証拠金維持率の考え方については為替FXとGMOコインでそれほど違いはありませんが、為替FXの場合は単なる損切りをロスカットと呼ぶこともあります。

為替FXでは追証をマージンコールと呼んだりもします。

為替FXをGMOコインでのトレードの参考とする際はロスカット、強制ロスカット、マージンコールなどの用語の使い方には注意しておきましょう。

GMOコインの追証・ロスカット・証拠金維持率を分かりやすく解説 まとめ

GMOコインのロスカットは含み損の拡大を防ぐために強制的にポジションを決済するシステム。

追証はロスカットを回避するために追加で口座へ入金する証拠金です。 ただ、GMOコインに追証はありません。

そのため証拠金維持率を回復する猶予なく自動的にロスカットされてしまいます。

また、GMOコインは追証がないと銘打っていますが、実際のところ口座残高以上の損失が出た場合、その損失はトレーダーが補填しなければなりません。

追証がないからといって借金を作るリスクがないわけではありません。

そういったリスクを避けるためにもGMOコインを使う際は厳重な資金管理を心がけましょう。