GMOコインは国内最大級の仮想通貨(暗号資産)取引所のひとつ。
そんなGMOコインで仮想通貨(暗号資産)を購入してみたいという人も多いのではないでしょうか。
しかし、仮想通貨(暗号資産)投資がはじめての人の中には買い方や具体的な購入方法が分からないという人もいることでしょう。
特にGMOコインはサービスが複数あるため、どれを使えばよいのか戸惑う人も少なくないでしょう。
そこで今回はGMOコインでの仮想通貨(暗号資産)の買い方・購入方法を分かりやすく解説していきます。
GMOコインの買い方・購入方法を分かりやすく解説
GMOコインの買い方・購入方法は2種類
GMOコインでの仮想通貨(暗号資産)の買い方・購入方法には以下の2種類があります。
・販売所を利用してGMOコインから買う
・取引所(現物)を利用して他のGMOコインユーザーから買う
販売所を使った買い方は取り引きの相手方がGMOコインであるため、すぐに好きなだけビットコインやリップルなどの仮想通貨(暗号資産)を購入できるというメリットがあります。
対して、取引所を使った購入方法は取り引きの内容がマッチングしないと注文が成立しません。
ただ一方で販売所にくらべて安く仮想通貨(暗号資産)を入手できるというメリットがあります。
仮想通貨の取引所と販売所の違いを今更知った
— tks# (@2020Shun_tech) August 12, 2020
こういった取引所と販売所の違いは仮想通貨(暗号資産)投資がはじめての人には分かりにくいものの代表格です。
いずれにせよ、このようにGMOコインは仮想通貨(暗号資産)をどのような買い方によって入手するかによって取引コストが大きく変わってくるのです。
この購入方法による手数料の違いはのちほど詳しく解説していきます。
なお、GMOコインには他に取引所(レバレッジ)と暗号資産FXというサービスもありますが、そちらでは仮想通貨(暗号資産)を実際に購入することはできません。
レバレッジ取引(FX)はあくまで決済差額だけをやり取りするサービスです。
本物の仮想通貨(暗号資産)を手に入れたい人は現物取引所か販売所を使った買い方をしましょう。
GMOコインの買い方・購入方法【販売所】
GMOコインの販売所を使った仮想通貨(暗号資産)の買い方・購入方法は極めて単純です。
利用するサービスに販売所を選び、次に購入したい仮想通貨(暗号資産)を選択します。
あとは購入金額を入力して「購入」をクリックすれば終わりです。(数量指定も可) ネットショッピングでなにかの商品を購入するときの買い方とまったく同じです。
GMOコインの買い方・購入方法【取引所】
GMOコインの現物取引所を使った仮想通貨(暗号資産)の買い方・購入方法もそれほど難しくありません。
「現物取引」のサービスで購入したい仮想通貨(暗号資産)を選び、注文方法(取引方法)を選択します。
売買区分で買いを選択して数量を指定して注文すればOKです。
GMOコインの現物取引所で利用できる買い方は以下の2種類。
・成行注文・・・市場価格で注文する購入方法
・指値注文・・・希望購入価格を指定する購入方法
指値注文はできるだけ安く買いたいときに適した買い方ですが、取り引きがうまくマッチングしないと注文が成立しません。
対して、成行注文は条件を指定しないため素早く約定します。
ただし、必ずしも注文パネルに表示された価格で約定するとはかぎらない点には注意が必要です。
現物取引所での仮想通貨(暗号資産)の購入方法は他のGMOコインユーザーを相手方とします。
そして各GMOコインユーザーがどの価格帯にどれほどの注文を入れているかは注文板に表示されています。
たとえば、上記の場合は1,308,200円で売りたいという人は0.2BTC分までしかいません。
したがって、成行注文であっても0.2BTC以上の注文はそれより高い価格を提示している人と取り引きすることとなってしまいます。
よほど大量の注文を一気に入れるような買い方をしなければ気にする必要はありませんが、こういった場合もあることは念のため気に留めておきましょう。
GMOコインの買い方・購入方法の手数料【販売所】
GMOコインは販売所を使った仮想通貨(暗号資産)の買い方・購入方法では取引手数料を徴収していません。
しかし、これは表向きの手数料です。 実際には、GMOコインは仮想通貨(暗号資産)の販売価格に手数料分を上乗せしています。
上記は販売所でのビットコインの販売価格です。
対して、同時点における取引所を使った買い方の場合の価格は以下のとおり。
一見して、2万円以上の差があることが分かります。
ちなみに、このように手数料無料をうたいつつも実際は販売価格に手数料を隠しているのはGMOコインにかぎった話ではありません。
販売所を使った購入方法の手数料を無料としている取引所では同じような販売価格になっていることが普通です。
GMOコインの買い方・購入方法の手数料【取引所】
GMOコインで取引所を使った仮想通貨(暗号資産)の買い方・購入方法をした場合、以下のような手数料がかかります。
・Maker・・・-0.01%
・Taker・・・0.05%
Makerは注文板にない価格帯を指定した買い方の場合に適用される手数料。
基本的には指値注文で適用されると考えて差し支えありません。
この手数料はマイナスの値をとることが特徴的です。(=手数料分の利益が出る)
GMOコインの現物maker手数料0%だからスイング以上の取引はおススメ。
— とうし@ビットコ買う太郎 (@okanehuyasuze) March 17, 2019
そしてTakerは成行注文での購入方法に適用される手数料。普通に支払う手数料ですね。
GMOコインがこのように買い方・購入方法によって手数料を変えているのはマーケットを活発にしたいからです。
普通に考えればGMOコインユーザーはマイナス手数料であるMakerで仮想通貨(暗号資産)を購入したいはずです。
すると注文板には様々な価格帯の注文が並ぶことになり、結果としてGMOコインのマーケットも活況を呈します。
GMOコインユーザーとしても注文板の厚みと幅はあるに越したことはありませんから、マーケットが活発なことは嬉しいかぎりです。
そのため、GMOコインは仮想通貨(暗号資産)の買い方によって手数料を変えることでMaker注文の利用を促しているのです。
GMOコインの買い方・購入方法は販売所と取引所のどちらが有利なのか?
GMOコインの仮想通貨(暗号資産)の買い方・購入方法は基本的には現物取引所がおすすめです。
手数料こそかかかるものの総じて見れば販売所よりもはるかに安く仮想通貨(暗号資産)を購入できるからです。
ただし、資産運用の一環として大量の仮想通貨(暗号資産)を手に入れたいのであれば販売所も利用価値があります。
販売所はGMOコインが取り引きの相手方である買い方のため、どれだけ大量の注文でも引き受けてもらえることが理由です。
GMOコインでは現物取引所での購入方法を基本としつつ、状況に応じて販売所も利用していくとよいでしょう。
GMOコインの買い方・購入方法を分かりやすく解説 まとめ
GMOコインでの仮想通貨(暗号資産)の買い方・購入方法は「販売所」と「現物取引所」の2つです。
販売所は大量注文も可能ですが取引コストが高い購入方法。
対して、現物取引所は手数料が安い反面、相手方がいないと注文が成立しないという特徴があります。
GMOコインでは現物取引所での買い方を基本としつつ、場合によっては販売所の利用も検討するとよいかと思います。