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bitFlyer(ビットフライヤー)の両建てを分かりやすく解説

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仮想通貨(暗号資産)の現物取引の他にも仮想通貨(暗号資産)のFX取引や先物取引ができるbitFlyer(ビットフライヤー)。

そんなbitFlyer(ビットフライヤー)で両建てトレードにチャレンジしてみたいという人もいるでしょう。

しかし為替FXブローカーで利用することも多い両建てトレードという手法ですが、仮想通貨(暗号資産)取引所であるbitFlyer(ビットフライヤー)でも利用できるのでしょうか。

ここでは、bitFlyer(ビットフライヤー)の両建てを分かりやすく解説していきます。

bitFlyer(ビットフライヤー)の両建てを分かりやすく解説

bitFlyer(ビットフライヤー)の両建ては禁止・システム上も両建てできないようになっている

bitFlyer(ビットフライヤー)では、現物取引に関してもFX取引・信用取引に関しても両建てトレードは禁止となっています。

また両建てトレードが禁止されている取引所でも、システム上両建てトレードができてしまうというところもありますが、bitFlyer(ビットフライヤー)では、両建てのポジションを保有しようとすれば、ポジションが解消されてしまうようです。

bitFlyer(ビットフライヤー)を利用してトレードしている人の中には、「両建てトレードを使えるようにしてほしい」と要望を出している人も少なくないようです。

しかし今のところ両建てトレードが自由に行えるようになる予定はなく、両建てトレードはできません。

また中には、bitFlyer(ビットフライヤー)でアカウントをもう1つ作って口座間の両建てトレードをしようとする人もいます。

例えば1つめに開設したアカウントでBTCJPYの買い注文を1BTC分入れ、2つめに開設したアカウントでBTCJPYの売り注文を1BTC分入れるという方法で両建てをする方法です。

しかしbitFlyer(ビットフライヤー)では、1人が開設できるアカウントは1つまでとなっており、複数アカウント・複数口座を持つことはできません。

複数口座を開設しようとしてもアカウント開設手続きを行うタイミングで、本人確認や住所確認などが必要になるため、1人がbitFlyer(ビットフライヤー)で複数アカウントを保有するのは不可能でしょう。

そのためbitFlyer(ビットフライヤー)では、口座やアカウントをまたいで両建てするという方法も利用できなくなっています。

bitFlyer(ビットフライヤー)で両建てする方法 業者をまたいで両建てトレードを行う

bitFlyer(ビットフライヤー)内では両建てトレードが禁止されており、システム上の両建てトレードを行うことはできません。

しかしbitFlyer(ビットフライヤー)を活用して両建てトレードを行う方法はいくつか考えられます。

その中で一番現実的なのが、業者をまたいで両建てトレードをするという方法です。

業者をまたいだトレードとは、まずはbitFlyer(ビットフライヤー)ともう1つ別の仮想通貨(暗号資産)取引所の間で行う両建てトレードになります。

たとえばbitFlyer(ビットフライヤー)でBTCJPYを1BTC購入したら、同じタイミングで別の仮想通貨(暗号資産)取引所にてBTCJPYを1BTC売却するという方法です。

レートが予想外の方向に動いた方の注文のみを決済し、残したポジションはそのまま利益を伸ばすというという手法になります。

両建てトレードを禁止しているbitFlyer(ビットフライヤー)も、業者間の両建てを禁止しているという記載はないので、実質両建てトレードが実現する方法の1つでしょう。

ただし仮想通貨(暗号資産)の取引所によっては業者をまたいでの両建てトレードを禁止しているところも多くなっています。

そのためbitFlyer(ビットフライヤー)で業者間の両建てトレードができても、もう1つ利用する取引所で業者間の両建てトレードを禁止していた場合には利用規約違反となりかねません。

そのため業者間の両建てトレードを行う場合には、利用する取引所が業者間の両建てトレードを許可しているかを確認してから行っていきましょう。

bitFlyer(ビットフライヤー)で業者間の両建てをするなら取引手数料にも注意

またbitFlyer(ビットフライヤー)と他の取引所を利用して両建てトレードを行うのであれば、取引手数料などの取引コストに関しても注意しなければなりません。

異なる業者間では取引手数料やスプレッドなどの条件が異なるためです。

取引手数料は無料というところも多くなっていますが、両建てトレードを行う時には同じタイミングでの売値と買値をしっかりチェックした上で、スプレッドがどれくらいの開きがあるのかを確認してください。

またbitFlyer(ビットフライヤー)では、手数料となる可能性のある独自のルールとなるSFDがあります。

SFDとは、現物取引とレバレッジ取引との間に一定の価格乖離が生じた時に徴収される可能性のある手数料です。

業者間の両建てトレードがうまくいったとしても手数料コストがかかりすぎて手数料負けを起こしてしまうので、ポジションを保有する前にできるだけ取引手数料・スプレッド・スワップ、そのほかの手数料が発生するかどうかは確認して行きましょう。

bitFlyer(ビットフライヤー)で両建てする方法 個人口座と法人口座を利用して両建てを行う

bitFlyer(ビットフライヤー)では、複数口座を保有することはできません。

しかし法人口座と個人口座を1つずつ開設することで、実質複数口座を保有することは可能です。

法人口座と個人口座を使って両建てトレードを行えば、口座をまたいだbitFlyer(ビットフライヤー)での両建てトレードが実質可能となるでしょう。

bitFlyer(ビットフライヤー)の両建てを分かりやすく解説まとめ

今回は、bitFlyer(ビットフライヤー)の両建てを分かりやすく解説してきました。

bitFlyer(ビットフライヤー)での両建てトレードは禁止されており、両建てトレードはできなくなっています。

基本的には両建てトレードのできる別の取引所を利用していくのがおすすめですが、どうしてもbitFlyer(ビットフライヤー)で両建てしたいという場合には、業者間の両建て方法などを活用していきましょう。