これから仮想通貨(暗号資産)取引を始めてみたいという人の中にはBitbank(ビットバンク)を利用してみたいという人もいるでしょう。
専用のスマホアプリもあり、スマホからも手軽に取引ができるBitbank(ビットバンク)は、仮想通貨(暗号資産)取引を行うトレーダーからも人気の取引所になっています。
しかしBitbank(ビットバンク)で仮想通貨(暗号資産)取引を行うにあたって、手数料が気になるという人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、Bitbank(ビットバンク)の手数料を分かりやすく解説していきます。
Bitbank(ビットバンク)の手数料を分かりやすく解説
Bitbank(ビットバンク)を利用する上で、発生する手数料には以下のものがあります。
- 売買手数料(取引手数料)
- 入出金手数料
それでは実際にそれぞれのBitbank(ビットバンク)の手数料について、より具体的なルールや発生する金額をみていきましょう。
Bitbank(ビットバンク)の手数料 売買手数料(取引手数料)
Bitbank(ビットバンク)の手数料で取引においてかかってくるのが、売買手数料(取引手数料)です。
Bitbank(ビットバンク)の売買手数料(取引手数料)は、一律で手数料の金額が決まっているわけではなく、通貨ペアごとにメイカー手数料・テイカー手数料のいずれかが発生することになります。
メイカー手数料とテイカー手数料のどちらが発生するのかは、以下のようにユーザー側の注文の状態によっての決定となるルールです。
- メイカー手数料が発生する場合...注文が取引板(気配値)に並んでから約定し、結果として市場の流動性を作る取引になった場合に発生
- テイカー手数料...注文が取引板(気配値)に並んだ既存の注文で約定し注文自体が取引板に並ぶことはない、結果として市場から流動性を取り除く取引になった場合に発生
たとえば指値注文をだして、一旦取引板に注文が並んだ後に注文が約定すればメイカー手数料が発生しますし、成行注文を出して取引板に自分の注文が並ぶことなく約定すればテイカー手数料が発生します。
また指値注文を出した場合でも、取引板に自分の注文が並ぶことなく注文が約定してしまえば、成行注文同様にテイカー手数料が発生するしくみです。
さらにメイカー手数料・テイカー手数料がいくら発生するのかは、取引する仮想通貨(暗号資産)ペアによっても以下のように変わります。
- BTC/JPY...メイカー手数料-0.02% ・テイカー手数料0.12%
- XRP/JPY...メイカー手数料-0.02%・テイカー手数料 0.12%
- XRP/BTC...メイカー手数料-0.02%・テイカー手数料0.12%
- LTC/JPY...メイカー手数料 0%・テイカー手数料 0%
- LTC/BTC...メイカー手数料0%・テイカー手数料 0%
- ETH/JPY...メイカー手数料0%・テイカー手数料0%
- ETH/BTC...メイカー手数料0%・テイカー手数料 0%
- MONA/JPY...メイカー手数料-0.02%・テイカー手数料0.12%
- MONA/BTC...メイカー手数料-0.02%・テイカー手数料 0.12%
- BCC/JPY...メイカー手数料-0.02%・テイカー手数料0.12%
- BCC/BTC...メイカー手数料-0.02%・テイカー手数料0.12%
- XLM/JPY...メイカー手数料0%・テイカー手数料0%
- XLM/BTC...メイカー手数料0%・テイカー手数料0%
仮想通貨(暗号資産)ペアによっては、取引手数料が0というものもあったり、中には手数料がマイナス表示されているものもあるでしょう。
マイナス表記の手数料に関しては、手数料分をユーザーがもらえるという意味になり、ボーナスのような形で付与されると認識してください。
Bitbank(ビットバンク)の手数料 売買手数料(取引手数料)とは別にスプレッドは発生するのか
また仮想通貨(暗号資産)取引所の中には、同じタイミングで同じ通貨ペアの売値と買値に差額があり、見えない手数料とよばれるスプレッドが発生する取引所も存在します。
スプレッドが発生する取引所の場合、「取引手数料なし」とうたっているところもありますので、スプレッドが発生するかどうかを事前に確認してみるのがよいでしょう。
最近、bitbankのBTCJPYのスプレッドが1円なんだよな。板はペラいのに。。。
— アビー🐅 (@ArbitrageTigers) January 8, 2019
Bitbank(ビットバンク)に関しては、売値と買値の差額になるスプレッドがほとんどなく、あってもスプレッドは1円以下という場合が多いようです。
よって、Bitbank(ビットバンク)にて取引手数料を考える場合には、メイカー・テイカー手数料のみを考慮しスプレッドはほとんど気にしなくても良いでしょう。
Bitbank(ビットバンク)の手数料 入出金手数料
Bitbank(ビットバンク)の手数料として取引手数料以外に発生するのが入出金に関する手数料です。
Bitbank(ビットバンク)では、日本円と仮想通貨(暗号資産)にて入出金手続きが行えるようになっていますが、利用する通貨の種類によって手数料発生の金額が以下のように異なります。
Bitbank(ビットバンク)の入金手数料
- 日本円...無料(ただしATMやネットバンクを利用して振り込む場合には別途銀行側の手数料が発生する可能性あり)
- BTC...無料
- LTC...無料
- XRP...無料
- ETH...無料
- MONA...無料
- BCC...無料
- XLM... 無料
Bitbank(ビットバンク)の出金手数料
- 日本円...550円/770円(3万円以上)
- BTC...0.001 BTC
- LTC...0.001 LTC
- XRP...0.15 XRP
- ETH...0.005 ETH
- MONA...0.001 MONA
- BCC...0.001 BCC
- XLM...0.01 XLM
bitbankのBTC出金手数料が0.001btcもするんですが... 私的には0.0003btc程度でいいんだけど、、、さすがに高くないか pic.twitter.com/eZnYCPMQnj
— 灯篭 (@touroukawaii) March 17, 2020
Bitbank(ビットバンク)は取引手数料は良心的な金額設定になっていますが、出金手数料に関しては他社よりも高めの設定になっています。
そのため、ある程度まとまった金額しか出金しない人や出金頻度の少ない人におすすめできる取引所だといえるでしょう。
Bitbank(ビットバンク)の手数料を分かりやすく解説まとめ
今回は、Bitbank(ビットバンク)の手数料を分かりやすく解説してきました。
Bitbank(ビットバンク)ではおもに取引手数料と出金手数料が大きな手数料となります。
自分の取引したい通貨ペア銘柄の手数料の条件をしっかり確認してから取引を行うようにしていきましょう。