Bitbank(ビットバンク)かbitFlyer(ビットフライヤー)のどちらかで口座を開設したいけれど、どちらがいいのかな?
違いがよくわからない…
そんなことで悩んでいませんか?
Bitbank(ビットバンク)はリップルの取扱量が世界一の仮想通貨(暗号資産)取引所で、bitFlyer(ビットフライヤー)はビットコインの取扱量が国内最大手と言われています。
Bitbank(ビットバンク)とbitFlyer(ビットフライヤー)での取扱銘柄や手数料、注文方法を比較しながら分かりやすく解説します。
Bitbank(ビットバンク)とbitFlyer(ビットフライヤー)の比較を分かりやすく解説
Bitbank(ビットバンク)とbitFlyer(ビットフライヤー)の比較:取扱銘柄
Bitbank(ビットバンク)とbitFlyer(ビットフライヤー)の取扱銘柄で比較をしましょう。
まず、Bitbank(ビットバンク)では7種類の仮想通貨(暗号資産)銘柄を取り扱っています。
・ビットコイン(BTC)、リップル(XRP)、ライトコイン(LTC)、イーサリアム(ETH)、モナコイン(MONA)、ビットコインキャッシュ(BCC)、ステラルーメン(XLM)
上記の仮想通貨(暗号資産)であれば、販売所と取引所の両方で現物取引ができます。
また、レンディング(貸仮想通貨)サービスはありますが、レバレッジ取引はできません。
では次に、bitFlyer(ビットフライヤー)の取扱銘柄をみてみましょう。
まず、bitFlyer(ビットフライヤー)での取扱銘柄は下記の11種類です。
・販売所で現物取引:
ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、イーサリアムクラシック(ETC)、ライトコイン(LTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)、モナコイン(MONA)、リスク(LSK)、リップル(XRP)、ステラルーメン(XLM)、ベーシックアテンショントークン(BAT)、ネム(XEM)
・取引所で現物取引およびレバレッジ取引:
ビットコイン(BTC)のみ
また、bitFlyer(ビットフライヤー)の取引所ではレバレッジ取引はできるのですが、ビットコインのみの取扱です。
Bitbank(ビットバンク)とbitFlyer(ビットフライヤー)を比較すると、bitFlyer(ビットフライヤー)の方が品揃えがいい分、有利といえるでしょう。
Bitbank(ビットバンク)とbitFlyer(ビットフライヤー)の比較:取引手数料
Bitbank(ビットバンク)とbitFlyer(ビットフライヤー)を「取引手数料」で比較してみましょう。
Bitbank(ビットバンク)の取引所での手数料は銘柄によって異なります。
・手数料無料:ライトコイン、イーサリアム、ステラルーメン
・メイカー(Maker)-0.02%、テイカー(Taker)0.12%:ビットコイン、リップル、モナコイン、ビットコインキャッシュ
一方、bitFlyer(ビットフライヤー)の取引手数料は、販売場所によって下記のように異なります。
ちなみにbitFlyer(ビットフライヤー) Lightningとは、FX・先物に対応した取引所のことです。
・取引所またはLightningでビットコイン現物取引:0.01~0.15%
※直近30日間の取引量が10万円未満は0.15%、10万円から20万円未満は0.14%など
・販売所でビットコイン売買:無料
※実質的には0.1%~6.0%のスプレッドあり
・LightningでビットコインFXまたは先物取引:無料
・Lightningでイーサリアム現物取引:0.01~0.15%
※BTC建てだと0.2%
・Lightningで上記以外のアルトコインFXまたは先物取引:無料
※実質的には0.1%~6.0%のスプレッドあり
取引手数料で比較すると、ライトコイン、イーサリアム、ステラルーメンなら手数料無料のBitbank(ビットバンク)一択です。
ビットコイン、リップル、モナコイン、ビットコインキャッシュなら、Bitbank(ビットバンク)でメイカー(Maker)注文がお得でしょう。
テイカー(Taker)注文であればbitFlyer(ビットフライヤー)のスプレッドがタイミングによってどちらが得になるのかが大きく変わります。
ご自分の取引したい銘柄を考えて比較したうえで、どちらを使うかじっくりと考えてみましょう。
ただし、安全策をとるのであれば、手数料が固定されているBitbank(ビットバンク)がよいかもしれません。
Bitbank(ビットバンク)とbitFlyer(ビットフライヤー)の比較:入金・出金・出庫手数料
Bitbank(ビットバンク)とbitFlyer(ビットフライヤー)の入金手数料で比較してみましょう。
まずBitbank(ビットバンク)では即時入金はなく、振込入金のみが利用できます。その際の振込手数料は自己負担です。
一方のbitFlyer(ビットフライヤー)では振込手数料は自己負担ですが、住信SBIネット銀行からの即時入金のみ振込手数料は無料です。
では次に、出金手数料で比較してみましょう。
・Bitbank(ビットバンク)、三井住友銀行以外のbitFlyer(ビットフライヤー):3万円以上は770円、3万円未満は550円
・三井住友銀行利用のbitFlyer(ビットフライヤー):3万円以上は440円、3万円未満は220円
出金手数料で比較すると、それほど両社に違いはありません。
このほか、ビットコインを他の取引所やウォレットに送付する出庫手数料で比較してみました。
Bitbank(ビットバンク)の送付手数料は「0.001BTC」に対し、bitFlyer(ビットフライヤー)では「0.0004BTC」です。
比較するとbitFlyer(ビットフライヤー)だと半額以下ですので、お得といえるでしょう。
Bitbank(ビットバンク)とbitFlyer(ビットフライヤー)の比較:レバレッジ
以前はBitbank(ビットバンク)でもレバレッジ取引ができたのですが、現在は現物取引のみでレバレッジ取引は一切できません。
一方、bitFlyer(ビットフライヤー)では、11種類の銘柄でレバレッジ取引ができます。
レバレッジは最大4倍まで、ロスカットは証拠金維持率が50%、追加証拠金は証拠金維持率が100%を下回るとのルールです。
Bitbank(ビットバンク)とbitFlyer(ビットフライヤー)の比較:注文方法
Bitbank(ビットバンク)の注文方法は成行注文と指値注文だけで、逆指値注文など執行条件付き注文は一切できません。
一方、bitFlyer(ビットフライヤー)では、いくつかの注文方法があります。
株やFXに対応している「bitFlyer(ビットフライヤー) Lightning」では、「IFD・OCO・IFDOCO」「ストップ注文」「ストップ・リミット注文」「トレーリング・ストップ注文」ができます。
販売所で比較すると、Bitbank(ビットバンク)とbitFlyer(ビットフライヤー)の注文方法に違いはありません。
ですが、bitFlyer(ビットフライヤー) Lightningであれば注文方法を選べますので、中上級者によりおすすめだといえるでしょう。
Bitbank(ビットバンク)とbitFlyer(ビットフライヤー)の比較を分かりやすく解説まとめ
Bitbank(ビットバンク)とbitFlyer(ビットフライヤー)を取扱銘柄と手数料、注文方法で比較してみました。
現物取引での銘柄数と全般的な取引手数料で比較すると、Bitbank(ビットバンク)のほうが優れているといえるでしょう。
レバレッジ取引をしたい、条件をつけて注文をだしたいのであれば、bitFlyer(ビットフライヤー)がおすすめです。
それぞれメリットとデメリットがありますので、比較して、より自分に向いている仮想通貨(暗号資産)取引所を選んでください。